本日(2013.1.31)世界遺産省庁連絡会議が開催され、すでに完成している「富岡製糸場と絹産業遺産群」の推薦書の提出が決定され、明日(2013.2.1)迄にユネスコの世界遺産委員会に提出されることになりました。
この手続きが済むと、国際記念物遺跡会議(イコモス)が内容を検討し、4段階による評価をして、来年(2014)の世界遺産員会で登録の可否が審議されることになります。
推薦書が提出されると、今年の夏ころイコモスから現地調査に学者が訪れます。遺産の現況やそれを取り巻く環境、保存状態などをつぶさに調査していくものと思われます。資産を有する地元では、それなりの準備が必要になってくると思います。しっかりした対応を望みたいと思います。遺産の保存は誰かがやってくれるのではなくて、地域住民の一人一人が保存していこうという気持ちを持つことが必要なのだと思います。
省庁連絡会議に関する新聞記事
31日に世界遺産省庁会議 「奄美・琉球諸島」の国内候補入り審議
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130130/trd13013012220007-n1.htm