ぶらり東京~23区巡り~

東京23区をぶらりと歩いた記録です。
が他にもいろいろ出歩いてますけど

傍聴日記

2008年05月19日 | その他
今日は有給休暇につき平日ならではスポットへ行きました。

満員電車に揺られ丸の内線の霞ヶ関で降りて「東京地裁」へ

被告?当然ノー
原告?こちらもノー
単なる傍聴人として、しかも人生初の法廷です
裁判員制度も始まるので一度見てみようと軽い気持ちで




~写真は完全NGなので文字のみの描写になります~
関心がある方はこの先も進んでください↓

地裁入り口にて金属探知機による荷物検査があり
体と荷物の両方を検査される、難なくスルーして中へ

本日、開廷される刑事・民事裁判のスケジュール表がテーブルに置かれている。
(TVドラマでも同じような光景を見たことある)
各自、傍聴した裁判を見つけて該当の部屋へ行くわけです。

とりあえず一番早く始まる裁判を選びました⇒9:50~10:00
403号法廷なのでエレベーターで4階へ、開廷までにまだ時間があるので法廷へは入れず
一般待合室なる部屋で待つ事にした。
9:45ころになって扉の鍵が開けられいざ傍聴席へ
傍聴席のキャパ20でした

まず裁判官、検察官、弁護士がスタンバイされ
その後、警備員に紐で連れられ、手錠を掛けられた状態の被告人の出廷してきた。
これにはけっこう衝撃を受けました、ニュースなどでは手錠にモザイクがかかりますが
リアルな光景が目の前に飛び込んできたわけだから
しかも同じ空間に罪を犯したと思われるリアルな被告人がいるのだから

被告人の手錠が外され証言台に向かい裁判官から判決が言い渡されました
尚、罪名は住居侵入罪(のぞき目的)
判決⇒懲役1年2ヶ月の実刑
執行猶予が付くのかなと思っていたのですが同じ罪の前科があったみたいです。
裁判官『のぞきの癖もあるので刑期中に自分を見つめなおすいい機会として下さい』
と慈しみの言葉があった。

判決公判なので検事と弁護人との論争はなく
最後に控訴に関する説明がされてあっけなく結審となりました。
ほぼTVドラマで見るようなやり取りでありました。

せっかくなので民事裁判も傍聴することにした。
不当利得に関する裁判をセレクトして626号法廷へ
キャパは40くらいで403号法廷よりかなり大きく感じました。
被告が「○○ファイナンス」だったので
消費者金融業界の所謂「グレーゾーン」の類なんどと推察しました。

既に両者の弁護側で和解が成立してたようで
Aさんに○○万円、Bさんに○○円、Cさんに○○万を
△月×日に指定の口座へ振込むことになりました。
民事らしいもっと骨肉の争いを期待していたのですが・・・(笑)

以上、傍聴日記でした
初めてにしてはこんなものでしょう・・・
と思っていたら元B省のM屋氏の裁判が開かれていたみたいです
(先週の月曜なら元モー娘のG藤の弟の裁判もありました)
検事と弁護士の論争、証人が登場したり、証拠に関する審理が見れれば
もっと迫力ある記事になったのですがね・・・

傍聴マニアなる人々が存在するもの納得できた気がします。
機会があればまた行ってみたくなりました。
またノンフィクションの人間ドラマが目の前で行われる事に良い意味と悪い意味で深い衝撃を受けた。
人生が左右される事もある裁判に対して決して他人事ではないと思った。
いつ自分が被告人、原告人、裁判員になるかもしれないこんな時代だからこそ

P.S. 今日だけで弁護士バッジを一生分見た気がします(笑)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほおおお (モナ吉)
2008-05-22 00:08:05
これは貴重な体験をされましたね(驚)
映像が見事なまでに(←テレビのイラストのせい?)頭に
浮かんでくる記事でした。当事者でなくても、
一度も感じた事が無い空気がそこにありそう~。
返信する
独特な空気 (ぶらり東京)
2008-05-23 22:53:45
モナ吉さん、こんばんは

写真がないのが逆に裁判の怖さ・面白さが表現できたのかなと思います。
一度でも傍聴するとニュースの見方が変わる貴重な体験だと思います。

言葉で表現できない空気はそこには流れていましたよ
決して慣れることのない空気でした。
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