ぶらり東京~23区巡り~

東京23区をぶらりと歩いた記録です。
が他にもいろいろ出歩いてますけど

津の守坂

2007年03月03日 | 坂道
四谷へ必ず行かなくてはならない用事があって、ついでに界隈をぶらりをした時の事を記事にしました。
この辺りは坂道も多く、地名にも個性があって地図を見ているだけでわくわくしてしまう所です。
地図だけでもわくわくするのだからリアルに“ぶらり”をしたら楽しめる事間違いなしです。

今回は数ある坂道の中から「津の守坂」を取り上げます。

坂名の由来→坂の西側に松平摂津守の屋敷があり、その名を略して「津の守」と称しました。
由来を分析してみると江戸の名残ってけっこう多いんですよね。

尚、冒頭の「用事」とは標識にある「新宿区歴史博物館」です。

由来を知ったからには江戸時代の地図を見てみたくなります。
ここで活躍するのがyahooの古地図で東京めぐり
確かに松平摂津守の屋敷がありますね、現在の荒木町全域に及んでいるそうです。
敷地内には「津の守の池」があり、江戸でも有数の滝だったそうです。



坂の上からの風景
時間の流れは時として無常な面もあり江戸の面影は全く感じられないです。
瞼を閉じて当時の大名屋敷を思い浮かべるしかないのかな

超高層ビル級の鉄塔がありますが、これは市ヶ谷の防衛庁に建っている塔です。
津の守坂

津の守坂のある地名は「坂町」

なんともまー坂道の宝庫に相応しい地名だこと
早速、地名由来辞典で調べてみましょうか
要約すると
「江戸時代にこの町内にあった坂に沿って町屋ができたため町名た付いた」

次回は「新宿区歴史博物館」の記事にします。

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