夜曲 

2023-10-27 01:30:07 | 中島みゆき
柏原芳恵




街に流れる歌を聴いたら
気づいて 私の声に気づいて
夜にさざめく 灯りの中で
遙かにみつめつづける瞳に気づいて

あなたにあてて 私はいつも
歌っているのよ いつまでも
悲しい歌も 愛しい歌も
みんなあなたのことを歌っているのよ
街に流れる歌を聴いたら
どこかで少しだけ私を思い出して

月の光が 肩に冷たい夜には
祈りながら歌うのよ
深夜ラジオのかすかな歌が
あなたの肩を包みこんでくれるように

あなたは今も 私の夢を
見てくれることがあるかしら
悲しい歌も愛しい歌も
みんなあなたのことを歌っているのよ
月の光が 肩に冷たい夜には
せめてあなたのそばへ流れたい

街に流れる歌を聴いたら
気づいて 私の声に気づいて
心かくした灯りの中で
死ぬまで 贈りつづける歌を受けとめて

街に流れる歌を聴いたら
どこかで少しだけ私を思い出して
思い出して



 

この楽曲は、1983(昭和58)年2月10日に発売された、柏原芳恵さんのアルバム「春なのに」の中で芳恵さんがカバーされています。

このアルバムに収録された楽曲は全て中島みゆきさん作詞、作曲による作品だったようです。







































































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