悪女

2024-07-06 16:46:47 | 中島みゆき
中島みゆき 


マリコの部屋へ 電話をかけて
男と遊んでる芝居 続けてきたけれど
あのこもわりと 忙しいようで
そうそうつきあわせてもいられない

土曜でなけりゃ 映画も早い
ホテルのロビーも いつまで居られるわけもない
帰れるあての あなたの部屋も
受話器をはずしたままね 話し中

※悪女になるなら 月夜はおよしよ
素直になりすぎる
隠しておいた言葉がほろり
こぼれてしまう 「行かないで」
悪女になるなら
裸足で夜明けの電車で泣いてから
涙 ぽろぽろ ぽろぽろ
流れて 涸れてから※

女のつけぬ コロンを買って
深夜のサ店の鏡で うなじにつけたなら
夜明けを待って 一番電車
凍えて帰れば わざと捨てゼリフ

涙も捨てて 情も捨てて
あなたが早く私に 愛想を尽かすまで
あなたの隠す あの娘のもとへ
あなたを早く 渡してしまうまで

(※くり返し)






1981年、空前の大ヒットを記録した中島みゆきさんの「悪女」、オリコン1位を獲得するなど異例の大ヒットでした。

曲のタイトルは、「悪女」の一言ですが、悪女になりきれない女性の切ない心を歌った曲です。

彼氏に好きな子ができたみたい、私はもう好きで好きでしかたがないけど、別れの気配。

自分からは別れを切り出せない・・・

優しい彼のためにも、いっそのこと悪女になって愛想を尽かされたほうがいい。

でも時に素が出てしまい悪女になりきれない自分、・・・

男にとっては理解できない感情かもしれません、とくにマスターにとってはですが。(笑)

ただ、マスターの人生観から言いますと、歌詞に登場する悪女は男を「好きになる」タイプで、男に「惚れる」というタイプではないような気がします。

あれ?「好き」と「惚れる」、一緒じゃないの。

と思われる方、おられるかもですが、明らかに相違点があります。

それは、「好き」には「嫌い」という反対語があるの対して、「惚れる」には反対語がないという点です。

 どっちが良いかは微妙かもしれませんが。(笑)








































































































































































































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