さようならの言葉  

2024-07-14 07:17:24 | ふきのとう
ふきのとう



さようならの言葉の中に
うずもれてゆく青春は
若葉の頃の ほろにがさ
僕が 愛した 美しい女
ごめんなさいと笑って見せて
ほほの涙をそっと摘んだ
精一杯の あなたなんだね
肩の震えが 伝わってくる
季節は何を運ぶのか
遠く離れる 恋人達に
流れる雲に 誘われて
それぞれの道 ひとりの旅
白く冷たい あなたの手に
いつか 幸せ 乗せてあげたい
それが何かのしるしのように
あなたの髪に 口づける
季節は何を運ぶのか
遠く離れる 恋人達に
明日の風に 送られて
それぞれの道 ひとりの旅
愛する人に さよなら告げて
それぞれの道 ひとりの旅




目に染みるわ 水色の風が

私の心を通って行く 

慣れない微笑(えみ)が

隠しきれない涙を誘う

白い白い悲しみが積もっていく

融かしてほしい

温かさと 温もりで

あなたから・・・・

             ふうちゃん(マスターの亡き妻)



















































































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