2023-07-16 05:13:31 | 中島みゆき
中島みゆき 糸



なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語

縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない

なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中

縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます




この曲の最後の「詩」に「仕合わせ」と言う言葉があります。

「仕合わせ」は国語の辞書によりますと、「運命の巡り合わせ」という意味で、いわゆる「幸せ」という言葉とは基本的に意味が異なります。

みゆきさんはこの2つの言葉を上手に「繋い」でこの 「糸」という曲をお書きになったのだとか・・・・・

「詩合わせ」なのか、「糸合わせ」なのか、その深い歌詞の意味を感じ取ります。

みなさんは「仕合わせ」と呼べる「幸せ」に巡り逢ったことはございますか?・・・

聖者の行進・・・彼らは、子供のように無邪気な人たちでした。

その中に、くもりのない心をもつ、ひとりの青年がいました。

やがて彼は、はじめての恋をしました。

地方都市の工場で働く知的障害者たち。

いつしか彼らを、心ない者たちが残酷に支配しはじめて・・・。

この曲、1998年(平成10年)にTBS系で放送されたドラマ「聖者の行進」の主題歌でした。 


































































































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