誘惑

2024-07-05 10:03:15 | 中島みゆき
中島みゆき


やさしそうな表情は 女たちの流行
崩れそうな強がりは 男たちの流行
本当のことは 言えない
誰も 口に出せない
黙りあって 黙りあって
ふたり 心は冬の海

悲しみは 爪から
やがて 髪の先まで
天使たちの歌も 忘れてしまう

※あなた 鍵を置いて
私 髪を 解いて
さみしかった さみしかった
夢のつづきを 始めましょう※

ガラスの靴を女は 隠して持っています
紙飛行機を男は 隠して持っています
ロマンティックな 話が
けれど 馴れてないから
黙りあって 黙りあって
寒い心は 夜の中

☆悲しみを ひとひら
かじるごとに 子供は
悲しいと言えない 大人に育つ☆

(※くりかえし)
(☆くりかえし)
(※くりかえし)




誘惑とは、ウィキペディアによりますと、「しばしば何らかの不正(身代金目的の誘拐等)あるいはよこしまな目的(わいせつ、結婚等)をもって他人を誘うこと。

または惑わすこと」だそうです。



・・・その誘惑を意識しつつ、しかもその誘惑に抵抗しない、たとえば中途まで送って来た妓と、「何事かひそひそ囁き交したる後」莫迦莫迦しさをも承知した上、

「わざと取ってつけたように高く左様なら」と云い合いて、別れ別れに一方は大路へ、一方は小路へ、姿を下・・・ 芥川竜之介 

・・・肉は霊への誘惑なるを知らざるや。心の眼鈍きものはまず肉によりて愛に目ざむるなり。愛に目ざめてそを哺むものは霊に至らざればやまざるを知らざるや。

されど心の眼さときものは肉に倚らずして直に愛の隠るる所を知るなり。聖処女の肉によらずして救主を孕み・・・ 有島武郎 

・・・に好かれて、彼のために身を亡した妓も少くはなかった。豹一は妓の白い胸にあるホクロ一つにも愛惜を感じる想いで、はじめて嫉妬を覚えた。

博奕打ちに負けたと思うと、血が狂暴に燃えた。妓が「疳つりの半」に誘惑された気持に突き当ると、表情が蒼凄んだ。不・・・ 織田作之助 








































































































































































 
 
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