ボカシ撒き

2012-06-25 21:30:27 | 日記
 田んぼ最後の肥料やりである。なまの米ぬか撒きを2回してこれ
で3回目である。米ぬかもボカシも除草剤であり、肥料にもなって
いる。田植えからもう1ヶ月、苗も大きいが草も大きい。田んぼに

もとうぜんのことながら、個性がある。この田は夏頃まで勢いはい
いけれど、後半は落ちるとか、逆の場合もあり、またこの田は草は
ほとんど大丈夫というところもあれば、この田は毎年手で入らない

とダメというところもあり、ほんとバラエティにとんでいるのだ。
で、手で入らないとダメ田に入った。ころがししながらだけど、
ほとんど手で入った。夕方6時まで頑張ったけれど、終わらず明日

に持ち越しである。田んぼから出て家に帰ったらなにやら腰が重い。
やっているときは、さほどにかんじていなかったけれど、いまごろ
になって坐るのも立つのもイテテである。やれやれである。
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94歳

2012-06-24 21:41:57 | 日記
 昨日は福井鯖江の真宗のお寺さんで、お話をしてきた。ほとんど
年配の方ばかりで、そのせいもあり、いや現代人はみななんでも知
っているというか。自分を一番に思っているからね。だからいい話

しだったら、聞くけれどそうでなかったらまぁというかんじ。ほと
んどの人、いわゆる信仰心篤い。だから、なんというかとても固い
それを破りたいと思うけれど、毎回みごとにこちらが撃沈してしまう。

 法話が終わって帰る時、いつもお寄りさせていただくガールフレ
ンド?(ほんとは甚だ失礼なこと)とぼくは勝手に思っている。
助田小芳さん94歳、18歳の時から聞法して来られたと言う強者

である。しかしおだやかやさしといえばそうなれど、ご自身をいつ
も問うていられるから、ご自身に向けているだろう言葉がとうぜん
の如くこちらをやんわりと問うてくるように聞こえる。それにこた

えて一所懸命応えていると、うれしいと本気で言ってくださる。
「今日はわたしの誕生日なの、ちょうど94歳なの。こんな日に
きてくださってうれしい」と連発される。なんだかねぼくもほん

にうれしくなって、そういわれてぼくがすっかりうれしくなって
しまいましたというと、手を合わせられてありがとうございます。
と、参るものね。ものすごく可愛いんです。ほんと年とか性別で

はなく、素直さが、相手に対して素直、まっさらだからこちらも
おのずとひらかれるんだなぁとおもうた。
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歴史ということ

2012-06-21 22:23:44 | 日記
 勉強会だった。哲学入門以前という昭和42年発刊のもの、これが
いまだに刷を重ねて18刷。川原栄峰著である。自由、歴史、世界と
いう言葉が、キリスト教の専売用語であったと。信仰ということは、

なにかの為とか、見返りを求めるものではなく、神の前にこのわたし
が1人で立つ、そのありようが自由と。歴史とはぼくらの知っている
歴史は、信長、秀吉、家康などの権力者たちが国を制定したことわり

や年月を知らしむるものぐらいにおもっているが、さにあらずでと
古今東西の事例をもってきて、先ず私たちが常識的に思い込んでい
るであろう事柄から、ゆっくりと迫ってくるかんじがいいのである。
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鈴虫

2012-06-20 21:27:49 | 日記
 先日マリカさんから鈴虫が孵化しましたよと連絡を貰っていたの
で、気にかかっていたのだ。それで二つある飼育箱のひとつの方に
3ミリほどの生まれたばかりの鈴虫が、いっぱいいるではないか。

 早速、家やら餌などをやる。今日からまた彼らとの付き合いが始
まりました。雨がポツポツと降っていたこともあり、また今週は勉
強会やお寺での説法があり、その準備を。本を読んでいると眠たく

て、身体が勉強モードにすぐ変われないのだろうか。ボーットして
しまってイカンイカンなのだ。予告です。般若心経を読もうと思っ
ている。意味解釈よりも、それをどうぼくらの暮らしのなかで、自

分のものとして受け入れることが出来るのか。たとえば空というこ
と、そのまま翻訳すれば実体がないということなれど、これが理屈
としてはなんとなく解ったようなつもりでいても、実際的にはちっ
ともわかっていないことどもを、具体的なはなしのなかからできる
といいなぁと、おもっているけんど、さてどうなることですやら。

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大風接近

2012-06-19 21:03:41 | 日記
 梅雨時になると、日本のどこかで最近では必ずと言っていい程、
土砂崩れなどの災害が起きている。集中豪雨、ゲリラ雨がここ10
年とその前の10年とでは倍になるほど増えているらしい。ここで

も3年に一度ぐらいは、田んぼが決壊する。ほんと、雪の害から
始まって、地震、竜巻、雨降り、台風などと災害列島なのである。
災害にさんざん見舞われて来たということが、自然との融和や共

生、畏怖、敬いという情が醸し出されて来たのだと思う。人のお
もいをはるかに超えた大きいものが確かにあるということを、い
つでも示してくれたのである。日常はそのかわりこんなにゆたか

にいのちあふるる場もそうはないのだと、身体のいたるところで
実感もしている。お米しかり、海の幸山の幸の見事さから四季の
移ろいの見事さと言い、もうしぶんない。人もおのずとおだやか

である。けれどそれが政治的、人間的に成熟されているかと言え
ば、さにあらずで、なかなか思うようにはいかないな。
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