吾輩は猫である

2016-04-28 20:37:58 | 日記

 新聞紙上で漱石の吾輩は猫であるを連載中である。漱石の作品は、大学にはいったとき、最初に読んだ、夢中になった本である。その後、この漱石とヘッセ、ドストエフスキィのこの3人は最近も時折読む。それほどにこちらには特別な人たちのようだ。なれど、明暗、行人、道草などは何回も読んでいるにもかかわらず、この吾輩は猫であるは一番最初に読んだだけでその後まったく読まないできて、今この連載を読んでいる。

 ある意味何回も読んでいる明暗でさえ、読むたびにこちらに入ってくるものが違うから、その後読んだことが無いこの「猫」に、びっくりしている。なんというか100年も経っているのに、いまだにおしゃれ、いけてるのである。うん、あらためて漱石先生すごいと感服している次第。

 ところで、昨日の写真の主、正体が解りましたでしょうや。はい、こんにゃくなのでした。

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