風は少し冷たい。けれど、動くとすぐ熱くなる。そんなお天気のもと、お米の苗出しである。これで半分の450枚ほど出たことになる。このところこのあたりではブヨと呼んでいる血を吸う虫。ハエをうんと小さく、5ミリほどかそれが油断していると、素肌の露出している腕や顔を狙ってくる。そしてたいがい刺される。これがめっぽう痒いのである。こちらは免疫が付いているから、刺されても夕方にお風呂にでもはいれば、それで痒みは消えるが、そうでない人はしばらくこの痒みに襲われることになる。仕事している最中は眼の辺りを狙ってくるので、煩わしくて叶わぬものである。このことも春がもたらすことであるなぁ。