昨日は古文の会で万葉集の勉強会の1回目だった。学生の頃からもう何年になるのだろう。読まなくてはという、思いだけはいつもあったのだとおもう。だから参考書というか、本だけはいろいろ買ってあったんだ。ようやくそれらに日の目があたりだしたということかしら。なんで、万葉集を読まなくてはならないのかという具体的なプレーシャーがなんだったのかもすっかり忘れてしまっている。なんとなく、いまから想像すると、それがこの国の始まりなんだという認識があったのだとおもう。この始まりとはなんなのかは、よく解らないまま思うのは、その風景描写といい、恋歌といいまことに率直、素直この上もないかんじが、伝わる。これはかなり今のぼくたちは失ってしまったんだなぁ。と単純におもうね。