このお寺に入るための参道が桜の花吹雪で待っている。そして道路も花道となっている。花道という言葉は、本来はどうなんかと調べてみた。
歌舞伎などの客席にせり出している通路のことをいう。名前の由来は、役者に祝儀(花)を渡すための道だったんだ。
けれど、どうみたって今日見たあの桜の花びら、道路がピンクに染まったことをいうのではないのか、と思うが。
こんなところで暮らしていると、あまりふつうでは出会わないような人も来る。昨日唐突に来られた。お坊さんである。ここはお寺なれど、ふつうの会社員とお坊さんという種族はほとんど来られない。
76歳だという。10年ほど前に1人になったから、出家したとか。托鉢で暮らしているらしい。最近住みところが見つかり富山に住んでいるらしいが、ほとんどは、車が住居になっているとか。托鉢だから、毎日のように移動しながら旅をしているらしい。
けれど、いま身寄りのない1人暮らしのものが多いとか、その人たちと修道院のような暮らしをしたいとのこと。それもあって資金もためているとか。
こういう市位の人たちが社会の底辺に居る人たちを支えているよね。どうぞよろしくお願いします。応援してます。と。