水が止まった。この時期には珍しい。ポンプのパッキンをもう変えないとダメなのかしらん、と思いながら、ともあれいろいろのものを用意してポンプ小屋へ。いつものところを点検しても、べつに問題はなさそうである。いろいろ調べていると、タンクのリレースイッチのボックスの中を開いてみれば、蟻が見事な巣を作っており、卵をいっぱい抱えていた。そのリレースイッチの電線をかじっており、それで漏電を起こしていたのだ。この時期もう梅雨が来ることを知っている蟻たちはより安全なところを目指しているんだ。かれらの王国にちょっと住まわせてもらっている我ら、肩身は狭いのです。