酒と薔薇の日々(その2)

好きなことだけ求めて生きるアスペ気味のINTJ人

PETG素材の接着は塩ビ管用接着剤で代用できるか(NGだった)

2022年03月06日 21時15分16秒 | 3Dプリンタ

PLAの場合はたまたま持ってたアクリライトでうまく接着できた。

PETGはどうやったらいいんか?
ネットで検索すると参考サイト様があった。
たまたま持ってた塩ビ管用接着剤「トーエー接着剤 低粘度速乾性A」ってどうなんだろう。
「エスロン」とは組成がアセトン含有しないだけで似ている。
アセトンはABS用として有名だが、ABSの予定は今のところ無い。

トーエーの組成は「シクロヘキサノン」「メチルエチルケトン」が入っているのでうまく行くかも。
昨日からの失敗材で接着実験開始
24時間待たないとイカンようだ。

ああぁ~ あの匂い・・・ちょっと吸っただけなんだが、頭が少し痛くなってきた。
寝室でやらんで良かった。
調べるとシゲマツのGM-77+CA-705OV(塗装なら防塵付きCA-707S/OV) とかいう製品が良さげ。
ラッカー塗装などもたまにやるので1個買おうかな。
2年間以内で100時間以上は使えるらしい。(シリカゲル+ZIP保存良し)
以前アルコールバーナー製作時は頭痛にやられたし。あん時知ってればなぁ

 

結論:ひっついてはいたが全然強度はない。2剤式の方が良さげだ。諦める。

 


Anycubic Mega-sでのPETG(RepRapper)設定

2022年03月06日 19時26分17秒 | 3Dプリンタ

PETG(RepRapper)印刷の結論(Anycubic Mega-s + CURA)

・ヘッド230度 ベッド65度 の設定
 (観察すると第1層は240度で、以降は指定した230度で印字してる)
・細い部分がある場合ブリムが必須(PIT糊使ってるが・・・)
・接地面積が大きい時で細い出っ張りがない時は、スカートでもいいと思う。
・スカート(ブリム)を使ってヘッド付着のフィラメント塊を落とさないと、かなりマズイことになる。

【今後の課題】
Amazon記事によると「ホットベッドは80度を推奨」しているとあった。次回試してみる(条件:2mm壁でスカートのみ。写真のモジャがどうなるか)。
特に1層目の印刷速度は2.5-10[mm/s]付近まで下げて印刷」とも書いてあった。速度も重要ポイントみたい。
『ヘッド付近に蓄積した不要フィラメントから生じる「ダマ」を定期的に除去する』ことも必要かも。これはGCODEのお勉強が必要だろうな・・・
あああ、また眠れない

---実験まとめ----
【1 初期設定】
 PLAの値(Draft)を引用しPETGを作成
 品質
  レイヤー高さ:0.3mm
  ライン幅:0.4mm
 マテリアル
  ヘッド温度:220度
  ベッド温度:65度
 印刷速度:50mm
 引き戻し:有効 Zホップ:有効
 印刷中の冷却:有効 ファン:70%
 ビルド密着性:無し

【1回目 壁割れる】
 作成物:TBLストッパ
 壁厚:2mm、最上部1mmのフィレット
 パラメータ:220度65度、積層0.3mmライン幅0.4mm速度50mm
 結果:フィレット部分が糸のように剥がれた
    壁部分が積層方向に簡単に割れた
    2mm壁の剛性が弱くかなり簡単にしなるため、ストッパとして役立たない。
 問題点:壁部分の上下の接着が出来ていない
 考察:庫内温度約30度
    壁部分が薄いので温度が下がり、相互に接着していない
【2回目 壁割れる】
 作成物:TBLストッパ
     ストップする頭の部分を移動して、深く食い込むように構造を変えた。
 壁厚:2mm、フィレット無し
 パラメータ:230度65度にアップ、(積層0.3mmライン幅0.4mm速度50mm)
 結果:互いの接着性が上がったようで全体の透明度が上がった。キレイ
    壁部分が積層方向に簡単に割れた
 問題点:壁部分の上下の接着が出来ていない
 考察:庫内温度約30度
    壁部分が薄いので温度が下がり、相互に接着していない

【3回目 3mm壁OK】
 作成物:厚さ3mmの壁、高さ20mm、スカートのみ
 パラメータ:(230度65度、積層0.3mmライン幅0.4mm速度50mm)
 庫内温度約30度
 結果:全く問題が無いので途中で停止
    壁の積層は非常に強固であった。
    出力:厚さは設計3mmが実際3.12mm、設計30mmが実際29.95mm
     壁の中は1mm程度の空想があり、
 問題点:無し(途中で停止したので、その後モジャになる可能性はよくわからない)

【4回目 モジャ】
 作成物:厚さ2mmの壁、高さ20mm、スカートのみ 素材2g,0.52m使用 11分
 パラメータ:(230度65度、積層0.3mmライン幅0.4mm速度50mm)
 庫内温度約30度
 結果:高さ9.4mmで飛ばされて数センチ先へ転倒、以降モジャになる
    壁の積層は非常に強固であった。
    出力:厚さは設計2mmが実際2.1mm弱、設計30mmが実際29.9mm
    疑問点:初めの1ライン出力(高さ0.5mm)の後、
     中央にヘッドを移動する際に幅1.4mm高さ0.3mmの軌跡をベッタリ描いている
 問題点:壁の底面積が少なすぎるため印刷圧力に負けた。
 考察:こういう小さいパーツにはビルドプレートを必要とする。

【5回目 2mm壁 OK】
 作成物:厚さ2mmの壁、高さ20mm、ブリム付属
 パラメータ:(230度65度、積層0.3mmライン幅0.4mm速度50mm)
 庫内温度約30度
 結果:OK
  ブリムも問題なく剥がれた。

【6回目 ブリム忘れたら引っかかって破綻:中止】
 作成物:ストッパー
 パラメータ:(230度65度、積層0.3mmライン幅0.4mm速度50mm)
 庫内温度約35度(直射日光差し込み)
 結果:スカートやブリムを忘れて印刷開始
    1~2層目でヘッドに付着したカスが積層面に付着しそこを引っ掛けて細い壁部分が剥がれて移動
    構造が完全破綻したので印刷中止
 考察:今回スカートもブリムも忘れていた。
    ヘッドに余り出たフィラメントを捨てるチャンスが無く、何処かへ固着しヘッドに引っかかって一層目が変形:破綻した。
    虫ピン構造は張り部分が薄く定着が悪すぎる。形状的に剥がれやすいのにはブリム必須

【7回目 OK】
 作成物:ストッパー
 パラメータ:(230度65度、積層0.3mmライン幅0.4mm速度50mm)
 庫内温度約35度(直射日光差し込み)
 結果:OK ブリムも簡単に剥がれた。
 反省:モデリングで基盤の長さを2mm縮めたせいか穴位置がズレた。
    穴はできれば元設計図にある位置を参考に。
    現場合わせの場合、は1個の円を楕円にして置くと吉!
    穴は4mm皿ボルトではキツイ。4.4mm位で設計すると丁度いいと思う。
    今回は100%充填になる位置だったためドリルで穴をもう一個開けてOK

PETGとPLAの違い。
PLAでは剛性が高いため、指で引っ掛け部分を引かない限りテーブルは出てこなかったが、
PETGは柔らかいため、机を多少強く無理くり引き出すとPETGが負けてしなる。

課題
現在先の太さを0.4mmで出力しているが、0.5mmだと少し早くなるはず。
でもヘッド径が0.4mmなので・・・どうだろうね。
CURA上では20mmの壁は5線から4線に減って少し使用量と時間が減る。
0.5mmの場合、隙間が空きやすいようだ。
25分5g1.58m => 20分5g1.64m

印刷中に突如鳴る「ガコッ」音は何か?

リールの最後の止めフィラメント部分が突出してて、リール架台と干渉した音だった。
結構大きな音なので焦るよな・・・