代表がどうしてもと言うので、プログラム教育関係の情勢を聞きに教育委員会を訪問
対応いただいたのは情報推進関係のKMO先生(技術系の先生とか)
現在の動向などを30分ほどお邪魔して聞かせていただいた。
やはりというか、文科省方針通りであり後進県の現状維持のようだ。
そもそも文科省は「考え方教育」を掲げているので、指導要領通り三角形を黒板上で線を書けばOK
センサーを使って暗くなれば電気を点ける回路を考えればOK
ちょっと記憶に残った言葉は『「派手なプログラミング」を教え込むとソコばかりに目が行ってかえって小学校教育的には困る。』
そういったプログラミングテクニック教育は、中高レベルの範疇だと。
確かに、「考え方」が重要で言語テクニックではないことは自分の経験上でも十分に納得する部分だ。
明るい話題としては、F団地小学校にて先行導入実験をした結果、
「高学年における理論的考え方や発表などの能力が向上した」という数値結果が出たということ。
これはスクラッチ利用をするサイの大きなメリットだ。
団体的には新規講座ネタも大切だし、多少は派手な演出も必要となってくる。
まあ、教育委員会は学校の中の事を考えれば良いのだし、当方は別に悪いことをするわけでもない。
総務省の言う「地域ICTクラブ」に徹すれば良い。
自分的にはニーズをくみ取り、それに合わせた提供の仕方を考えること。これが楽しいわけで。
40年前にオタクと後ろ指さされながらやっていた事が、やっと世間で認知されて見返した気分だし。
多少狭間で揺れる私であります。