私は相変わらず3Dプリンタ印刷が面白くって。
ピタゴラスイッチはダンボール試作が終えてからモデリングするとして、別件を印刷中
今度のは「ドリル垂直ガイド」と呼ばれるもので完全自作設計
形は市販品を真似した。
複雑なサポート材が中心に生えてる。
設計もかなり慣れてきた。3時間程度かな。
印刷代金は25円
実は素人木工工作は機材が揃わないので直角、平行、直線精度を確保するのにかなり苦労する。
そのため適当な精度でも気にしないことにするか、あるいは治具(Jigu)を作成するのにハマる。
本件ホントは金属製が良いんですが、金属加工機器なんか使えない。
プラスチック製の本自作治具は、垂直精度はそこそこ確保出来るはずと思っての作成だった。
3mm~8mm程度の下穴開け用途です。
円筒の部品はドリル刃を通すので消耗品扱い。ガタついたら捨てる。
一回垂直の細い穴を開けてしまえば太いドリルはその穴を伝って掘り進むのでOKなはず。なんだが・・・
上側の円筒はドリル刃と一緒に回転する。
外筒と中円筒のすり合わせが、プリンタには0コンマ数ミリの誤差もあってなかなか難しい。
何か形が原発の炉心に似てる。
使ってみたが、全体の柔軟性が災いしてか、垂直にならん。数度の誤差が出る。
アルミ削り出し並の剛性は期待してはいけなかったようだ。
【反省】
1 それには3足がたわむのでマズイ。240度位の傘を張る構造がよろしい。
せめてPLAで作ってればよかったかも。
2 積層が0.3mmなので円筒すり合わせ部分の精度がイマイチ
0.1mm積層が良さそうだけど、印刷に時間がかかるね。
ま、数十円のお遊びでした。
【PETGでの穴径】
10.00mmの円柱外径は10.5mmで出力された。設計より0.5mmも太い!
11.00mmの円筒内径は10.65位で。設計サイズより0.35mm程度細い穴となった