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今まではPLAであれこれやっていたが車内温度が高温になるのでできればABSで印刷したかった。
が、ABSでは難しそうだし印刷時の毒性ガスもあると言うし、まずは初心者向けのPETGをやってみることにした。
購入はRepRopperで、アマゾンで2500円程度とPLAとあまり変わらない。1ヶ月前に購入済み
設定はPLAとほぼ同じで温度を変えればなんとかなるそうで、「Draft」設定を書き換えた。
元の温度は200度/60度(PLA用)
効果的な印刷は「積層0.2mm」「ヘッド220度」「プレート60度」「線幅1.5mm」だそうです。参考とさせてもらったのがこちら。(感謝)
CURAの設定の仕方がイマイチわからなかったが、とりあえず「PETG」項目を作って、
庫内温度約30度、温度は220/65で積層は0.3mm、線幅は従前の0.4mmで印刷実行
青色なので老人には第一層の定着具合が少し見にくい。
さすがPETG、しなり具合が良くてこれならバネ不要で使える。
ベッドとの接着はPLAより剥がれやすい印象(スティック糊使用)
ネットでは第一層は剥がれやすいので速度を抑えるほうが良い(2.5-10[mm/s])とか書かれている。(今回はデフォルトのままで印刷)
わずかに糸引きが見られるが今回は出にくい構造なので、次回テスト印刷で点検
一応すんなり印刷できたように見えた。
ところが・・・
一番上のちょこっとはみ出た糸を引っぱったら、毛糸がほつれるようにズルズルと積層が剥がれた。
ただし、板の本体部分はちゃんと融着され強固である。
幅2mmの頂面に1mmのフィレットをかけたのもマズいとは思うが、
フィラメントが早く冷めてしまったとも考えられる。
庫内温度は30度程度でそこまで低いわけではない。
少しヘッド温度をあげたほうが良いのかも??
上は現在の最終設定
印刷温度を上げると糸引きが多くなるそうだが・・
機種によって設定も少し違うらしいので、同じMEGA-Sでも個体差あるかも。
------設定メモ--------
以下は経過
ここから設定を変えていく。
「一般」「設定」で、ライン幅にチェックを入れると詳細設定画面に現れる。
今の所0.4mmのママで運用中
「マテリアル」項目はどう反映されるのかよくわからんかった。
ここで温度を指定できるが、これは初めから設定項目に出ている。
別名で保存をかけてある。