・人間は環境に左右される動物である。
・通常人は周囲に流されるが、場合によっては、周囲から排除されるか、自ら脱出する道を選ぶ。
・だから志を抱く人間は、自らの環境を、自分の意思でより良い方向に変えなければならない。
・生まれる場所は誰も選ぶことはできない。
・望むと望まざるに関わらず親の影響力、権力は絶大であるし、子供はそれを拒否することはできない心境にある。
・自立するまでは、自分が思うようにならない環境で生きることになる。
・この苦境で、自分をどちらの方向へ動かすか。
・善悪の区別とか、努力の考え方、自己と他人の関係性とかが、日々の分岐路でその人の歩む方向を少しづつ変えていく。
・自立以前の言動の大半は、自分の育った過程環境が作ったもの。
・親が「いい大学へ行かせる」という目的の根底にはそれがある。
・一言でいえば「類は友を呼ぶ」「朱に交われば赤くなる」だ。
・向上心とは
・危機的状況に陥ってから慌てて人生を見つめ直しても間に合わないし、そのような不安定な精神状態では偏ったものになりがち。
・本人が逆境に陥った時に選ぶ道は、それぞれの生きてきた環境で出会った人物の言動や生き方が大きな影響を与える。
・だからと言って、一気に高すぎる世界に入っても馴染めないし理解も及ばない。
・従って、日々自分ンお心と向き合い、自分の立ち位置より少し先にある目的を目指すべきである。
・当然、自分をそこに合わせようとすれば苦しいこともあるだろうが、近い目標であれば達成まで比較的短時間なので我慢も可能だろう。
・まずは自分よりちょっと上を目指せ。
・目標に向かえる適切な良い環境を見つけ、そこに自分から踏み出せ。
・そのたった一歩を踏み出せば人生が変わる。
・誰だって初めての環境に馴染むまではいろいろ問題が生じる。
・暫くは「自分勝手な考え」がよぎるが地震の誘惑に負けてはいけない。石の上にも三年である。
・逆にネガティブなコミュニティに流れた場合は、真逆なことがその人の人生に起きる。
・その良い環境の中で、まずは自分いできそうだなと思われる課題を自分に課し、確実に達成する。
・達成したら「達成感」を味わい[成功体験」として自信に変えて行く。
・小さな自信の積み上げが、いずれ自分自身にとって生きていく上での大きな力となる。
・時には今いるコミュニティを見直し、自分と違うと感じる部分が大きければそこを離れる勇気も必要
・離れること自体を問題視せず、自分の人生と比べどちらが大切かを見極めることの方が重要。
・なぜならば他人のために生きているのではないのだから。
・いつの日にか目標に到達している。
・それまでは「達成できる自分を信じ」て周囲が冷やかそうがバカにしようが無視して邁進すべし。
・揶揄する連中は、あなたに対する嫉妬や劣等感からそのような行動に出ているのだから気にしない。
・黙ってバカになって自分の信念を貫けば勝ち。
・まずは、自分の環境を変えるという決意を即刻実行に移す。
・林先生の「やるなら今でしょ!」だ。
・周囲の他人はあなたのために生きているのではない。従って他人を変えることはできない。
・周囲を変えるのではなく、自分が変わる。
・良い情報、良い刺激を多く得られる環境を常に意識することも大切
・「自身の殻を破るちょっとした勇気」が人生を変える。
・新しいコミュニティのドアをノック!
・転校生には誰でも親切ですよ。
・でもコミュニティにもいろんな人間がいます。
・その中から自分の必要とするものを上手に選別し、自分のものにしましょう。
63年間を振り返ってそう思う。