本日は日曜日
朝起きると結構涼しかったが、昨晩は熟睡できた。
モーニングコーヒーなどを助手席机上で無理に沸かして周囲を観察
普通車で車泊している人も多い。高齢単独者は犬を同行している人が結構いるようだ。
道の駅に遠慮して早々に立ち去る人もいる。
朝市は10時頃が最盛期だというので、まずは最北端を目指して走り出す。
海岸線に出ると日本海が美しい。奇岩があちこちに見える。
ゴジラ岩はちょっと宣伝しすぎ感(ちゅーか、TVのCMだったか)
まず1個目の観光地は白米千枚田(THETA全天球映像)
以前「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で放映があった場所
朝イチなので駐車場は入場規制前。ラクラク入ることができる。こういうとこは車泊は有利だ。
ここの棚田で本日は結婚式が2組行われるらしく、雅楽が流されていた。
出川君が植えた田んぼを探すがちょっと見つからなかった。
本日はこの周辺を使って自転車大会が開かれているらしい。
道幅が狭いと追い抜くのがしんどいです。
最北端をうたう灯台の道の駅「狼煙」にたどり着く。
岡を歩いて上がっていたら、我がスマホに訓練「津波避難」を促す着信音と共に、町内放送のサイレン
ちょっとびっくりしたが、山道を上がる人の背中には非常持ち出し袋の赤い文字
一緒に登った親子連れに聞けば、ここは津波被害予想地区らしく、山頂には十数人の住民が上がっていた。
けっこう、深刻な被害が予想されるのだろう。湾を見ると確かにリアス式の様である。
だいたい、何もないのが当たり前の最突端の灯台。(THETA全天球映像)
ザッパーンという波音が・・・残念ながら高所なので聞こえてこない。
当然、船越栄次郎もいないし、殺人事件も起きていない平和な岬だった。
良い天気なので水平線がはっきりと見えまする。
ちょっと面白いオブジェが置かれていた。
次は「青の洞窟」と「ランプの宿」
ランプの宿は完全に宿泊客専用エリアなので遠慮して上から眺めるだけ。(THETA全天球映像)
千数百円を払って空中に突き出した展望台に乗っかり、恐怖を味わう。マジコワイ
回遊路が断崖上にあって、美しい太平洋が眺められる。
終わったら貸与されたヘルメットをかぶることを条件に、海へ降りる道を下る。
観光船に乗って海から眺めるという手もあるらしいが、陸路で十分らしい。
結局、青の洞窟は陸路では到達ができないので、隣の岸からトンネルを掘って、洞窟へ入る仕組み。
何が青いかというと、青色LEDが青いのである。(確かに海水も青いはずだが、逆光が海面に反射するので、青く見えるにはかなりシビアなタイミングが必須だろう)
赤色に照らすLEDもちゃっかり設置されている。
目視ではそこまで原色は見えないのだが、カメラで撮ると素晴らしい!
「インスタ映え」を狙った照明効果をプロヂュースした人が、素晴らしい!
はっきり言って照明が無い場合は「コケが生えた褐色の湿った単なる洞窟」です。(THETA全天球映像)
インチキ映えとしか私には見えませんでした。
続いては、軍艦島の別名がある見付海岸へ(THETA全天球映像)
「エンムスビーチ」などと命名したため、恋人の聖地になったんだそうです。
「恋人の聖地」は日本全国あちこち、私の地元、宮島にもあります。
ちなみに宮島は、女の神様(市杵島姫命:イチキシマヒメ)なので、アベックが訪れると神様が二人の仲を切り裂くというのが通説でした。
なので、若いころはアベックでは宮島へはわたりませんでした。(これホント)
しか~しっ、現在は恐れ多くもかしこくも、市杵島姫様の神通力はどこかの拝金主義のバチ当たりに封じられ、恋人の聖地となっているのでございます。
(でないとやってきたアベック全てにバチがあたってるはずだからね。きっと)
ここも自転車コースに入っているらしく、チャリンカーたちと並走
半島突端をグルッと回って輪島に戻ったら12時過ぎ
ふらりと「輪島キリコ会館」展示館へ入ってみた。(THETA全天球映像)
普通キリコと言えばガラス細工を思うが、ここでは祭りの山車を指す。
現在は電線のせいで高さが数メートルに低くなっているが、江戸時代には20mもあったそうだ。
大昔のキリコは重さが200kgだとかですごい迫力(THETA全天球映像)
こんなのが、何百基も能登のあちこちにあったらしい。
大陸の影響で能登にだけキリコ文化が生じていたと。
何処がその発祥元かを聞いたが、館内ガイドさんでは判らなかった。
館を後にして、館の前から出る無料電動カートへ乗せてもらい朝市のある方向まで連れて行ってもらった。
残念ながら朝市は12時きっかりで店じまいがルールらしい。
運転していたキリコ館のガイドさんが、今晩8時からキリコ館で日本三大太鼓の実演があるのでぜひ見て欲しいという。
うーん、半日待つのか・・・悩む。
しょうがないので永井豪記念館辺りで下してもらって散歩
昼飯に「ココだけ!屋」で海鮮丼2000円を食することに。
誠実そうなお兄ちゃんが店主らしく好感度高し。
丼はネタが新鮮で旨かった。
町へ出て散策していると神社で子供太鼓の競演
どうやら今日は祭りの最終日らしい。
太鼓実演まで半日待つのは時間がもったいないと思い、コスモアイルへ向けて出発
これが大きな誤算であった。
途中で疲労からか、昼寝をしていないからか、またしても朦朧としだす。
タイマーをかければいい物を、いつもは15分で目が覚めるからと、後部常設寝床で爆睡
目が覚めて時計を見たら3時をとうに過ぎとる・・・げげっ
コスモアイルへ着いた頃は16時過ぎが確実
これでは閉館まで1時間を切るやんけ!
こんなことなら、太鼓を見てから残りを走るか、翌朝コスモアイルへ出発すればよかった・・・
大馬鹿です。
しょうがないので、羽咋(はくい)の街中で銭湯を探して入浴(写真がハイキーだ)
これが昭和の香り満載地域密着型で400円。
あまりに安かったので、珍しくドリンク飲んで、マッサージ器15分50円にもかかりました。
そうそう、このTVで今朝の結婚式の報道を見ました。
本日は道の駅(のと千里浜)で車泊
付近のスーパーで食材買ってノンアルで就寝でありました。
googleのナビが徒歩モードに切り替わっていたせいか、何回もとんでもない路地へ誘い込まれ、危うくバック時に側面をグワリっとこすりそうになった。
ホント後10cmぐらい、危なかったです。
かなり広くて足湯も付いて施設は新しいし、最高の車泊場所であります。