酒と薔薇の日々(その2)

好きなことだけ求めて生きるアスペ気味のINTJ人

能楽鑑賞会

2016年11月19日 18時36分39秒 | 日記

飲み会翌日にしては朝早くから起き、会場へ早くいけば良い席が取れるかと思って11時にアステールへ到着。

新しい靴でできたマメが痛いが土橋から徒歩。ホンマに不便な場所である。

結果取れた席は正面ブロックの後ろから3列目。10時少々に来た人の話でも後ろから4列目だったとか。もっと遅い人は2階席のようだ。多分1階の80%は関係者動員枠と思われる。

それでも、素人が無料で見せてもらう分には舞台からけっこう近い(12列目)ので、十分であります。

13時から17時頃まで十分すぎるほど見させていただきました。

演目は、能「巻絹」狂言「昆布売り」仕舞、能「藤戸」

開始前に解説をされた東北地方の大学先生が「能は年に一回見れば十分」という言葉が印象的であったが、なるほど巻絹で延々と古語で口上を述べるのには参った。周囲の男性は結構寝ている。私も授業中に居眠りなど殆どしたことを密かに自慢にしているし、せっかくの能舞台を前に申し訳ないと思いつつも、諦めた。

しかし舞台上の演者も微動だにせず固まったままの姿勢で自分の番を待つのもすごい。

昆布売りは語りが口語調なので判りやすく少し救われた気分。

藤戸は内容的に重く、漁師の亡霊が現れ最後に迷いを捨てて成仏し退場する場面は感動した。さすが伝統芸能の最たるものであると感じる。

座った座席とシテの立ち位置の間に角柱があったのが少し残念だ。

しかし大満足でアステールを後にした。

さて本日は、明日予定されている自宅水道工事に備えて友人宅へ車を置きに行く予定があり、連絡したところどうも飲み会を予定しているらしい。連荘・・・

つまみを土産に買って午後7時から宴会開始。

歌舞伎の勧進帳について色々と説明を受けました。

結局終電を逃すぐらいまで飲んでしまい、更に2次会へ。

翌日しんどかった。

自制をかけるよう自分に言い聞かして飲み始めないと深酒になる。

これって中毒ではない(と言って回避している・・)が「依存症」だわ。

いかんなあ。