あひる坂

山小屋を拠点にして、ログハウス製作、フライフィッシング・ダッチオーブン料理・石窯ピザ、冬は薪ストーブ生活を楽しむ毎日

ログハウス製作技術編(1)ハーフログ・シルログ

2021-12-31 | あひる坂ログハウスづくり
前回の回想録をUPしたところ多くの方達がブログに訪問していただきましたので、ログハウス製作の技術編をシリーズで照会して行くことにしました。

第1回目は、ログハウスの重要な1段目のハーフログ・シルログの構造を解説します。

基礎構造は安価なものから一般的なコンクリート構造がありますが、恒久的に使用できるものを私は選択しました。

ログハウスの構造は、最初の1段目から丸太のままで積み上げていく思われる方が大半ですが、今回の技術編で理解されるでしょう。


ログハウス製作の最初の作業は丸太のピーリング(皮むき)から始めます。
2019年3月から購入した丸太(トドマツ)16本のピーリングを開始しました。この作業が気が遠くなるほど単純な作業の繰り返しで重労働でした。


ピーリングが終了してシルログの製作、丸太の1/3をカットして平面にするため電動カンナを使用します。
平面にしなければならないことは次の写真で説明します。
シルログ2本とハーフログ2本、真ん中にある丸太ですが丸太を1/2にカットしたものです。
丸太のカットはすべてチェンソーで行います。私は丸太の縦切りが多いので通常のソーチェンの他、縦引きの専用ソーチェン(刃の角度10度)を使用してカットをしました。

ログハウスの1段目はコンクリート基礎の上に角材を乗せボルトで固定(一般住宅と同じ構造)した上に平面にした丸太を積むと床面の角材と接点が密着されます。
最初にハーフログをこの写真では手前と奥側に置き、その上にシルログを積み上げると、隙間がない構造になります。

ログハウスに興味をお持ちの方達に少しでも参考になったら良いと思いますので次回は2段目以降の技術編をUPしていきます。
今年はログハウスを完成させ、喜びもひとしおですが多くのログハウス愛好家の皆さんが夢を実現できる様に今後もブログをUPしていきますので宜しくお願い申し上げます。
皆様の希望の一年になることを祈念いたします。

回想録

2021-12-17 | あひる坂ログハウスづくり
先月からしばらくブログのUPをサボっていました。

最近は、Facebook、インスタグラムの掲載もしてるもののブログは少々時間が必要なので・・・・

しかし、長文をUPできるのはブログなので継続していきます。

先月に薪割のことを書いていましたが、一段落したのですが先週から薪割を開始しました。

今日も山小屋に出かけようとしていましたが生憎の雨なので気合を入れてブログ投稿をしています。

ところで、2年6か月の間ログハウス造りに精魂を込めていたのですが本年9月に完成しました。

ログハウスとの関りは、2010年3月~2011年7月に参加した「ログハウス研修会」更に2棟目の「ログ活用研修会」2012年1月~2018年11月の研修を終えて
自分でも建築できるのではないかと思いながらログハウスの着工となりました。

ウヨロ環境トラスが発行した「ログハウス製作マニュアル」を見ると記事の中に関わった方々のコメントで「将来ログのレストランなんて建てられたらいいなぁ」と答えたのでしたが、本当に建ててしまいました。

2010年の当初の受講した研修は、56歳の時で退職後の趣味のためと考えていたことが現実になって「素人でもやればできる」と確信したのですが一人ではできないこともありログ仲間の知恵を借りながら完成に至りました。

ログハウス造りに興味のある方は是非、チャレンジしていただきたいと思います。

「ログハウス製作マニュアル」をウヨロ環境トラストHPに掲載してあるので
活用して下さい。

基礎、屋根のトタン葺は業者に依頼しましたがその他はセルフビルドです。

2012年6月30日発行

ログハウス研修の参加者コメント 下段左から3人目投稿者です。

セルフビルドで念願のログハウスを完成できました。夢は大きく、実行できます!