あひる坂

山小屋を拠点にして、ログハウス製作、フライフィッシング・ダッチオーブン料理・石窯ピザ、冬は薪ストーブ生活を楽しむ毎日

メンテナンス

2024-04-10 | あひる坂ログハウスづくり
ようやく春になったので、自宅から抜け出してログハウスのメンテナンスをしました。

完成してから2年半が経過して相当塗料が落ちてきたので今回の作業になりました。

裏側は破風まで高いので足場を借用して組み立てて、塗装作業をして側面は三脚に長い足場を乗せて安全対策をします。

延べ3日ほどで完成、べっぴんさんになりました。

塗料の色はジニー、どっしりとした雰囲気になり最高な仕上がりです。

   
正面、ドアと窓枠もオスモカラーを塗装

   
側面

   
作業前の写真があったので塗装が落ちていることが分かります。
   
裏面、足場を片付けましたが破風の上までは足場2段のせての作業でした。

   
側面北側だったのでようやく雪が解けました。

丸太ベンチ

2023-03-21 | あひる坂ログハウスづくり
ログハウスのウッドデッキが殺風景なので、ログ材の残りでベンチを作ってみました。

昨日は気温が上がって作業をしていると汗ばむほどの陽気で野外での作業も寒さを気にならない日でした。

丸太をチェンソーでカットして座面を電気カンナで平面仕上げをします。

次にベンチの土台も同じようにウッドデッキに接する面を平面仕上げをして最後にベンチを乗せるため、ログハウスで使用するスクライバーで切り込み線を描いてからチェンソーでカットして作業終了です。

オブジェの角が折られる被害に会いました。 犯人はエゾシカ、角は水木の枝を利用しているのですが、新芽が出ているのではなく食べることが出来ないので何故なのか不明ですね。

座面をチェンソーでカット、仕上げを電気カンナ
3人掛けはできます。
後日、塗装処理をします。
     
食べようとしたのか、それとも角を絡ませて折ったのか?
     
これは食い違ったと思います。今の時期は食べ物がないのですかね。

完成のお祝い

2022-10-15 | あひる坂ログハウスづくり
2019年5月に着工したログハウス、ウッドデッキが本年9月に出来上がり本体の建築が終了しました。

着工から3年4か月を経て多くの協力や実働応援をいただきました。

本日は、協力を得た方々を招待をしてささやかな完成式を執り行い感謝の言葉を述べさせてもらいました。

特にお世話になった登別のSさん、札幌のOさんが出席していただき製作中の苦労話に花が咲きました。

セルフビルドの建築はいつも壁にぶつかってしまい作業が中断することも多くありました。

札幌の大工のKさんにはいつも電話をしてアドバイスを受けたのも頼もしい存在でした。

三人寄れば文殊の知恵で難しい工程を乗り越えてきました。

自分ながらに完成度が高いログハウスを誇らしく感じます。

昼食後に皆さんと記念写真を撮り散会をしました。

左から札幌のOさん、登別のSさん、中央が私、材料のトドマツ、カラマツを選定していただいたHさん(林業育成の専門家)右が登別のTさん

Oさんは軽トラで長時間かけて札幌から何回も手伝いをしてくれました。

Sさんは毎日のように登別から駆けつけてもらいました。今日は1時間半かけて趣味のロードバイクで来てくれました。

今日来ていただいた友人達がいたからこそ素晴らしいログハウスの完成が出来たことに感謝申し上げます。ありがとうございました。



オープンシェルフ製作

2022-10-11 | あひる坂ログハウスづくり
甥っ子のお嫁さんがじゃらんネットでフラワーアレジメント体験を投稿しており既にお客さんがログハウスに訪れました。

ログハウスの来客に対しての飲み物用カップ等を置く場所がなかったので、棚を設置するためのものを検討し先週から作り始めました。

オシャレでログハウスに馴染むものではいけないと思いしばらく試行錯誤した結果、オープンシェルフを設計して安価に製作できるものとしました。

材料は2×4材を5本購入してシェルフの柱にしました。

棚はログハウスで使用して残った無垢のタモ材とクルミ材を棚板に使用することにします。

今日はまだ完成していませんが、棚板を自動カンナをかけてとりあえず乗せてみました。

塗装、棚材の研磨等が残った状態ですが、仮置きをして甥っ子やフラワーアレジメントのお嫁さんに評価してもらいます。

趣味の木工クラフトを展示したのですがどうでしょうか。
    
1800×900×300 柱材 2×4材 棚材1、2段 無垢タモ材40mm 3段クルミ材 20mm
    
棚材のタモ、クルミ材は耳を付けたままですがカットしたらよいのか?

    
階段の下なのでデットスペースを利用しました。
    
仮置きしました。本当は飲み物用のカップ等を置く予定です。
    
1段目は木工クラフトを置いても素敵だね。
    


ウッドデッキ完成

2022-09-13 | あひる坂ログハウスづくり
今年の計画は5月頃にウッドデッキが完成してログハウス建築全体のが完成を予定していました。

楽しいことは長続きしないのが人生、我が家も妻を亡くし思い描いていた人生があっという間に一時停止してしまいました。

3か月が過ぎ、計画していたことを少しづづ前進させ作業に集中、何も考えず完成を目指しようやく作業が終わりました。

今日は自宅帰り仏前で完成の報告を妻にしました。

何処かで良くやったねと褒めてくれるでしょう。

着工から4年の歳月で皆さんに見てもらえるログハウスが完成しました。

読者の方がこの場所を通りましたら、是非寄り道をして立ち寄っていただきますようお願いします。

昨日に丸太にホゾを彫って作業を終わりました。
今日は組み立てと塗装をして完成。土台にコンクリートブッロクを敷きました。



丸太の半割なので重量があるのでボルト止めはしていません。






ウッドデッキ敷板張り完成

2022-09-11 | あひる坂ログハウスづくり
秋はとても天気が良くて行楽や農作業の収穫、野外活動を楽しませてもらいます。

昨日に続きウッドデッキの敷板をホームセンターから購入して完成することが出来ました。

ウッドデッキにあがるための階段はカラ松丸太をチェンソーで製材してから平面だしの電動カンナをかけ今日の作業を終わらせました。

ウッドデッキの製作はとても天気に恵まれ塗装をしてもあっという間に乾いてしまうのでDIY日和の日になりました。

明日は階段を完成させると一連の作業が終了できるので、亡き妻にウッドデッキの完成を報告できます。

最後の1列に敷板を張りました。
ウッドデッキは間口5,400×奥行2,000
カラ松材をチェンソーで半割して電気カンナで平面出しをします。
明日は階段の完成を目指します。

ウッドデッキ

2022-09-10 | あひる坂ログハウスづくり
3日間秋晴れが続いて作業は汗だくになり疲れます。

ウッドデッキの敷板を張っていく作業ですが思ったよりも時間が掛かってしまいました。

単純な作業工程なのですが、最初から寸法を間違えてしまい短く切断してしまいました。

材料を全部張り終えてみたら、計算誤りで材料が足りなくなってしまいました。

明日、ホームセンターに出かけ補充しなければなりません。

いつもは計算を何度もして間違えたことがなかったはずですが、歳のせいにしましょう。

明日はデッキの床を仕上げて階段を作ることにします。
午前中に3分の1を張り終えました。
午後から残り1列を残し終了です。

時間があったのでデッキの塗装を3回目を塗りました。ドア前の通路は出入りがあるので未塗装です。

ウッドデッキ 束石建てる

2022-09-07 | あひる坂ログハウスづくり
今日の天気はどうしたのか。

8月の天気に戻った陽気になり作業するには大変な気温で水分補給を何度もしました。

午前中に2列、午後2時過ぎに3列を建て全て完成しました。

21本の束石なので大引きを乗せる段階で多少の微調整をしなければきっちりとしたレベル出しになりません。

明日は材料に防腐剤を塗装してから大引きを乗せることにします。

午前中に2列建て終わりました。

午後から1列を建て、21本を完成させました。


ログハウスのウッドデッキ 着工

2022-09-05 | あひる坂ログハウスづくり
着工が9月に入ってしまいました。

本来なら完成をしていたのですが、5月に妻の事があって延び延びになってしまったのですが、今年中に完成をさせないと妻に怒れてしまいます。

材料は既に購入済み、ログハウスの玄関先に丁張をしてウッドデッキの床の高さを決めて、水盛りを使ってのレベルだしをしました。

束石2本を建て今日の作業を終わらせました。

バケツの張った水のレベルを丁張に目印を付けます。
昔ながらのレベルだしですが結構正確に出来ますよ。
丁張はヌキ板を使うのですがコストを考えで手抜きです。
水糸を張って束石の位置決めをしていきます。
水糸が交わった地点に2本目を建てます。全部で21本の予定です。
    
1本目を建てました。


お盆のお泊り

2022-08-16 | あひる坂ログハウスづくり
昨年2021年9月に完成したログハウスに今年に暖かくなったら妻と泊まろうと約束をしてたのですが叶わなくなってしまいました。

お盆なので自宅で供養をすることが通常なのですが、だれも自宅に訪れる人が今日はいないので、自宅で夕食を済ませてから妻の写真を持ってログハウスに泊まりに行ってきました。

ログハウスの裏にある大きな枝垂れ紅葉の根元には妻が可愛がっていた愛犬「ケンシロウ」のお骨が埋葬しています。

妻も隣のログハウスに泊まるので喜んでくれるでしょう。

夕日が沈む直前に2階のテラスから牧草地を眺めると小さな個体が無数に見えたのでログハウスを出て、牧草地の近くまで行って写真を撮って確認すると鹿の牧場化となっています。

50頭以上の群れがのんびりと牧草の新芽を摘まんでいる光景を眺めていると北海道の鹿減少対策は全く機能していないと思いましたね。

夕日が暮れる隣接の道道を通行する車両は数が少なくなり静寂なログハウスの一夜を迎え、妻の写真を見ながら缶ビールを飲みながらセルフビルドをしたログハウスの建築を想い出していました。

午前中に玄関の横の壁に「けんぴの森 SINCE2021.9」看板を取付けました。

看板設置
夕日のログハウス
見づらいのですが牧草地の点は鹿ですよ。左側の奥の方まで点々といます。

1人では少し寂しい夜でした。




ログハウスの命名

2022-08-13 | あひる坂ログハウスづくり
初盆を迎えました。

11日、お盆のお経にお坊さんが来てくれて私と子供達、孫が同席して無事終わらせることが出来ました。

我が家はお寺の敷地にお墓があるので母親が12日に墓掃除を妹としてくれました。

13日からお墓まえりをしてきましたが、我が家には初盆なので、11日から妹の二人や、甥っ子達が次々とお前りに来てくれました。

親戚の皆さんが妻の墓前に来てくれて感謝するだけです。

妻が生前私にログハウスの命名を早くしてねと口癖だったので我が家のペットのシュナウザー犬「ケンシロウ」の名前を付けた看板を作製しました。

「ケンシロウ」をいつもケンピを読んでいたので「けんぴの森」に命名しました。

本来はけんぴの家だと思うのですが、小さな森をイメージして「けんぴの森」名づけました。

妻が亡くなる前にこの名前を気に入ってくれていたのでとても喜んでくれるでしょう。


山小屋でログハウスに使用したタモ材を看板にしてみました。
ルーターで彫ります。ログハウスは昨年2021.9月に完成しました。

自宅で着色して、看板には防腐剤をこれから塗ることにします。




薪ストーブの煙突ガード

2022-03-31 | あひる坂ログハウスづくり
5日ぶりにログハウスに出かけて作業をしたのですが、最近の春の陽気で一気に雪が解けが進みました。

ログハウスに薪ストーブを設置して冬期間何回かストーブを焚いた日があったのですが、煙突とログ壁が近いのか壁の丸太が相当熱くなってしまうことがありました。

ログハウスは熱に強いと言われており防火性に優れた建築構造ですが、ストーブの熱によって丸太の内部が炭化する恐れがあるので、安全を第一を考えて防火壁を設置しました。

防火性があるケイカル板12mmに額縁をつくりはめ込み、材料は窓枠、玄関ドア等に使用したタモ材使いました。

山小屋の敷地の雪が解けて地面がでてきました。

雪が解けたので大工工具を屋外に出して製材、切り込みができまます。


ケイカル板 910×820mm 周りはタモ材を使用しました。
次回はタモ材に蜜蝋ワックスを塗ります。


2階ロールカーテン

2022-03-25 | あひる坂ログハウスづくり
とても暖かい日が続いて雪解けが進み住宅地の周りは地面が見え始めています。

山小屋の周辺は住宅地と違って積雪はまだ30cmはあるのでこの雪が消えるのは4月の初旬になります。

ログハウスの2階の窓、4カ所にロールカーテンを午前中に取り付けてきました。

山小屋の南斜面は日当たりが良くてフキノトウが芽を出したのでもうすぐ春がやってきます。


道路から侵入路は除雪していたので、すっかり雪解けが進み地肌が見えています。

2階の道路側のカーテン

玄関側のカーテン 宿泊しても日差しを遮ってくれるので朝はゆっくりと寝ることが出来ます。
あちらこちらに芽がでてきました。春を感じる光景ですね。

ロールカーテン取付

2022-03-06 | あひる坂ログハウスづくり
1か月ほどブログをUPしていませんでした。

今年は降雪が北海道の中で少ない地方なのですが、記憶にないほどの大雪に
なってしまい、山小屋に入る道路の除雪が嫌になってしまうほど大変な作業
が続きました。

そんなわけで久しぶりのUPになりました。

昨日、ホームセンターでログハウスのカーテンを購入してとりあえず1階の
窓3カ所に取り付けてきました。

低価格のロールカーテンです。

遮光ではなく明かりが漏れてきます。


2006年から趣味のブログを投稿を初めて今年で16年目になりますが、この
間趣味以外のことを投稿をすることは避けてきました。

しかし、今回のロシアによる侵略行為に対しては見て見ぬふりをことができ
なくなってしまいました。世界中の方が何とかしてあげたいという気持ちが
ありながら何もできない無力さを感じる毎日です。

あまりにも平和過ぎる日々の中でテレビを付けるとその現実は遠くで起こっ
ています。

一日でも早い平和が戻ることをただ祈るしかありません。

ログハウス製作技術編(3) 通しボルト・ダボ

2022-01-30 | あひる坂ログハウスづくり
ログハウスは丸太を積上げていく工法ですが、耐震基準に少しでも近づけるために通しボルトやダボを入れていきます。

この方法を取り入れないで積み上げていくログハウスもあるのではないかと思いますが、地震対策のためにはどうしても取り入れることといたしました。

私が1棟目に造った小さなログハウスは一切、通しボルトやダボを取付けないで製作したのですが、現在も倒壊せずに使用しております。

ただ、震度6以上の大地震に対応できるのかは分かりません。

通しボルトの構造はログハウス丸太の四隅(8カ所)に積んだ丸太に大型のドリルで穴を開けて15mmの鉄筋ボルトを通し、ボルトで上下をしっかりと固定していきます。

そのほかに丸太の中間にダボ(鉄筋10mm)交互に差し込んで強度を補強しました。

これにより窓や玄関を取付けるため開口する部分の補強をすることが出来ます。

大型のドリル(特注品)友人が持っていたログハウス専用を借用しました。


基礎部分から出ているところに穴を開けます。


丸太の中央部に墨線を打って開けます。


ログハウス製作はほとんど一人での作業なので、穴を開けるために丸太に対し直角に穴を開けなければ11段積む丸太にボルトが通らなくなるので、精度を上げるためにドリルの上部に水平器を取付けて作業を行いました。


丸太に10mmの穴を開け鉄筋を下段の丸太まで差し込みます。
窓などの開口部を作ってもこのダボを入れると丸太がずれることがないようになります。

角ログの施工でもこの方法が用いられています。