あひる坂

山小屋を拠点にして、ログハウス製作、フライフィッシング・ダッチオーブン料理・石窯ピザ、冬は薪ストーブ生活を楽しむ毎日

ウヨロの森 ログハウス完成

2018-12-30 | ログビルダークラブ

平成26年3月に建築が始まったログハウスは、4年8カ月の歳月をかけ平成30年11月にようやく完成となりました。

参加していたログビルダーは小樽、札幌、千歳、登別、地元白老からの総勢12名、作業は毎月2日間を利用して基礎から

屋根まで建築全部をセルフビルドで完成をさせたもので12名の汗と努力の成果が現れています。

12名の参加者には、プロの大工さんKさんがいたことで、他の参加者は様々なプロの技術を目の当たりにして各自が

技術を身に着けてさせていただきました。

プロの素晴らしさは何事においても妥協をしないこと、数ミリ単位まで誤差に納得せずやり直していくことに驚かせられました。

このログハウスは現地で見学していただくとよく理解していただけると思いますが、すばらしい完成度で特に窓枠、玄関ドアの

材料が地元のスギ材を手づくりして木材の良さを引き立てております。

建築面積は、1階、2階とも約4.8×4.8 23㎡ あるので15名ほどが宿泊できる規模になっております。

残念ながら完成の11月に私は骨折で入院加療中、最後の作業に参加できず他の参加者と完成の喜びを共有できなかった

ことが惜しまれますが、退院後完成したログハウスに訪れ4年間の苦労を想い出しながら喜びに慕ってきました。

来年はマイログハウスの建築に取り掛かる年になるので、是非、このブログを今後も読んでいただくことを願っております。 

         
玄関ドアは手づくり、スギ材で透明塗料を使用しました。左の小さな屋根付きは薪置場になります。

2階の妻壁は漆喰を塗っております。
         
      
ベンチ4脚を作製、一枚板(栗)のテーブルは私の自作で寄贈したものです。
     

     
2階の階段の回りは転落防止柵になっています。 床材はウヨロの森のカラマツ材を間伐して利用しました。

1枚づつカラマツ材にさねを彫りフローリングのようにはめ併せて敷いていきました。
     
2階の天井まで2メートルあるので中央部分は頭が当たらない高さになっています。


     
カラマツ林にひっそりとたたずんでいるログハウスが森に馴染んでおります。 屋根はアスファルトシングル材を張っています。


薪運び

2018-12-18 | 薪ストーブ生活

11月から焚き始めた薪ストーブの薪が減ったため、退院後リハビリを兼ねて山小屋にある薪を少量づつ自宅に運搬しています。

今日の運搬で5回目、健康状態なら1回半ほどで運べる量ですが今は半人前の仕事になっています。

自宅の薪棚6カ所の運搬は怪我をする10月上旬に運搬していたため、入院中の11月からの焚き初めは家族が心配することなく

我家を暖めてもらいました。

薪ストーブを焚き初め今年で12シーズンになりましたが、健康な体を保持しなければ薪を焚くことができないので春まで何としても

右腕を万全の状態に戻す努力をすることが毎日の日課になります。 かんばるぞー

         
天気が良くて積雪もなく正月を迎えることが出来ます。

         
この薪は3年間乾燥して木質はミズナラなので火持ちがよく火力がとてもあるので、少量で済む長所があります。

ミズナラを焚くことができるのでちょっと贅沢と感じますが我家のストーブライフになっています。


トドマツ材購入

2018-12-13 | あひる坂ログハウスづくり

来年度着工のセカンドハウス用のログハウス丸太を一次分として、建築現場になる山小屋の空き地に運搬していただきました。

この丸太は、ウヨロ環境トラスト所有の喜茂別町知利別から切り出したものですが、ログハウス建築の全量約60本の一部に

なります。

長さは全長7メートル、元口28~35㎝、末口25~30㎝の丸太です。

来春から基礎工事を始め、丸太の積み上げは5月を目途に主にセルフビルドを考えておりますが、ログビルダークラブの会員さ

んにも協力をお願いして完成を目指していきます。

2010年10月から2018年11月まで8年間、ウヨロ環境トラストで間伐材を活用したログハウス研修に参加し2棟のログハウスを

建築することに関わり、長年の夢とリタイヤ後のライフワークを兼ね備えるため、セカンドハウスの実現を現職時から週末の時間

を活用して研修を傘ね、多くの夢見る仲間達ができました。

トドマツの丸太の伐採は10月7日、喜茂別町知利別山林でログビルダークラブのメンバー7名で9時から開始、15時頃に作業を

終了するため最後の1本を切ろうとした時にかかり木になり、チルホールで牽引した方向とは違う方に倒れ逃げ遅れた私が木の

下敷きなる事故を起こしてしまいました。

それから12月の8日まで54日間骨折で入院をして多くの知人やログビルダークラブの皆さんにご心配をおかけました。

入院中の11月には、2014年1月から始まったログハウスの完成に立ち会うことができなかったことが惜しまれます。

10月からブログのUPもできない状況でしたが、今は自宅で右手のリハビリに専念し来春のログハウス製作を目指していきます。

今後も私のライフワークをUPしていきますのでよろしくお願いいたします。

     
来春は丸太の皮葺きの作業から始まります。早く普段の体に回復させることが毎日の日課になります。

     
来年の秋には喜茂別で残りの丸太40本の伐採になりますが、とらうまにならないよう安全第一で作業の研修と実技の

感を想い出したいと想っています。