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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

高齢者の年金支給日

2023年04月14日 | 宅老のグチ
築地で現役の時、特売企画は25日であった。今は高齢者の年金支給日、偶数月の15日に特売を企画するス-パ-が増えたと思う。サラリ-マンの給与と異なるのは死んだら終わりの年金というのが特売企画者に解っているとは思えない。多分若い人が売り上げノルマ達成のための企画だろう。自分もかってはそうだった。若い人の消費分析は進んでいるが高齢者の分析は遅れている気がする。
 例えば食に関しても病気となれば一気に冷蔵庫の中身が減らず、ごみとなる。
母が自宅介護から特養に入所したら、国民健康保険で購入した栄養飲料がゴミとなった。この飲料は缶詰入りで、食料不足している人に出したらと提案した所、一応薬扱いの食料なので拒否されるという。健康保険で買ったばかりの栄養食がゴミとなった。紙おむつ等は特養で受け入れてくれたが食はだめだった。また入院となると消費が激減する。
 身体を維持するカロリ-も若い人と老人では大差があって、大盛の食品は老人は食べきれなくゴミとなる。割高でも少量の方がゴミ出しの手間が省ける。ゴミ屋敷となるのは計画性とか家事の消費分析を行っていない大量販売で安さを強調することもあるということだ。市場でゴミ値という言葉がある。セリの値段が市場のごみ処理料の値段より安いことから来ている。当然出荷者は赤字となる。生産経費と配送料・ダンボ-ル、セリ等の決済費用などを引かれると赤字となる。しかし赤字にならないと国からの補助金が出ない。農漁業は厄介な産業で世界中の国が苦労している。

 いま103万円の壁とか言って厚生年金に入らないように工夫している人が声高に話しているが、特に女性は長生きで年金の恩恵は長く続く。36歳で未亡人となった母は厚生年金制度が始まって間もない時に加入し、遺族厚生年金を60年以上支給された。物価上昇を考えても月10万円として720ケ月受給したことになる。つまり7200万円となる。国民年金保険料は無駄だという人がいるが国が破綻すれば、れより信用度の少ない企業保険が存在するとは思えない。もしそのようなことを想定するならば日本を見捨てたと同じである。
 なおこの制度の良い事は寝たきりで働けなくても生きていれば支給されることに尽きる。給与は働かないともらえない。
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