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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

介護のお客様は誰のことか

2023年03月21日 | 宅老のグチ
高齢者なので話しの途中で介護関連の話題となる。そこで最近相手に次のようなことを聞くことにしている。

 介護でお客様は誰と思うか?

色々なサ-ビス産業のお客様満足度の広告がある。たいてい一位で二位の広告は皆無と言ってよい。その広告を良く検証すると楽天で一位。そこにもxx部門とある。これではミスコンテストでワ-ルドと付いているミスコンのように乱立気味である。そのうちxxミスワ―ルド、zz県YY市代表とかもあると思う。美人のと言われるのも時代によって好みが違っていて、今の美人は時代によっては選考対象外だろう。ミスコンの日本の始まりは浅草の凌雲閣十二階 という高層建物の壁に美人の写真を掲示したことから今日の美人が始まる。写真を見ると今の時代と感覚が異なることを知る。
 さて介護のお客様と問うと大方は介護を依頼する人と答える人が多いと感じる。これも要介護3になると特に認知症になった人の介護のお客様は見解が分かれそうと感じる。家庭で介護される人は普通は地域包括センタ-に依頼する。そこから介護認定に向かう。従って見た目では介護保険を申請する人がお客様と思う。
 さらに介護の状況が酷くなると認定の度数が上がる。要介護3を超すと法的な問題が生じ、後見人の問題が生じる。今の後見人制度は発展途上で問題が多いと感じる。そこの一番の問題はお客様は誰なのかに尽きる。この認識問題が後見人制度の発展を妨げている。良い介護をすれば長生きする。しかし長生きすると後見人の管理費用の多大となる。すると非介護者が死去した時、優良・高額な介護費用のため財産(遺産)が残らないこともありうる。この状況を遺産相続者が後見人を裁判に訴えても勝つことは難しい。なぜならお客様は貢献人にとっては死去した人でお客様に満足させた介護を選択したと言われておしまいのような気がする。
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