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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

50年の呪い

2012年10月27日 | 築地市場にて
色々な国の食文化中心の中央卸市場移転には移転企画案が出てからおおよそ50年ほどかかってから移転となる。パリ中央卸売市場のランジス移転、ニュヨーク、オランダ市場も時間がかかっている。日本でも日本橋魚市場の移転話が出たのは明治17~18年(1885)頃の東京市の都市計画から始まり、何回かの候補地が浮上したが、不衛生とか労働者の風紀の問題、物流の問題で頓挫し、結局関東大震災と言う天災で移転せざるを得なかった。築地市場の開業は昭和10年(1935)で50年ほど経っている。今回の築地市場の移転話があって、候補地が何箇所かあったが頓挫し、すでに40年ほどは経っているが50年にはまだなっていない。石原都知事の突然の辞任は50年の呪いの影響かもしれない。
 
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