年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

下町今昔 秋山安三郎著2

2008年02月08日 | べったら市
下町今昔 秋山安三郎著2
べったら市
戦争前べったら市の大根が統制になっていたため市が中断していたと言う。この市でべったらと呼ぶのは関西人で東京人は昔から『浅漬』と呼ぶ。麹の中に漬けてあまり日が経たない内に売り出すから浅漬けという。市に出店した商人が浅漬をつかんで振り回し『ほらべったら、ほらべったら買わないで素通りすると着物に(麹の漬け汁)付くよ』と叫んでいたので関西人が早とちりして『べったら漬』と言ったのに始まる。そういえば朝日新聞は関西から始まったので早くからべったらと新聞記事になっていた。読売は結構遅くまで浅漬となっていたかもしれない。
コメント
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