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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

食の安全と安心がもたらした後

2007年11月18日 | 宅老のグチ
食の安全と安心がもたらした後
食の情報の高度化と複雑化にそれぞれの食材の複合使用で販売される食品表示が膨大となり、表示する販売者も食品を購入する消費者もよほどの研究をしなければ理解できなくなっている。
 コンビニ等で販売している弁当などは無添加を強調しているが無添加でなければ表示するシールが大きなものになるのものもあるだろう。本当に情報が末端まですべて伝わっていることは今の単価では無理な話である。最近石井食品の話が聞かれないが生産履歴をしっかりやっても販売量は劇的に増えるわけでもなく、また履歴のはっきりしたものしか使用できないので急に需要が増えても困るだろう。農薬のポジティブリスト制度が始まって国内野菜が自然災害等によって急騰しても海外の市場から間に合わせ輸入しても、農薬検出のリスクを考えると契約栽培の農場からしか輸入できない。
 こんなことからここ二年夏場に漬物のキムチ用に使用される白菜の相場が高いのである。
韓国はすでに人件費は日本と為替の関係で同じとなってしまった。輸入できる中国も夏場の産地の高冷地は港から遠く、輸送で無理なのである。残された地域はロシア沿海州か、中国東北地方からロシア経由か北朝鮮しかない。
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