Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花便り-5 ナニワズ

2009-04-25 21:37:07 | 自然の恵み
庭の雪割りをすると、雪の下から緑の葉の低木が現れました。緑を保ったまま越冬するナニワズ(難波津)別名/ 夏坊主(ナツボウズ)で、既に蕾が見えます。

      

早くも小さな花が咲いたので、近づいて観察すると、花びらが分厚い樹脂製の造花のようです。

         ?

はっきりしない雌雄異株なのだそうですが、どちらなのかは不明です。なのに秋には真っ赤な小さな実を付けます。

         ?
       2008年9月3日撮影

ナニワズは変わった植物で、秋の内に若葉が出て翌年の夏の内に落葉するのですが、いつでも緑の葉のままのように感じます。

春一番の花で目を引くのに、他の花が咲き始めると、それらに気をとられてしまい、庭の一隅で他の植物の陰で目立たたなくなるので、一般的な植物の成長サイクルとは異なる植物だということを忘れてしまうのです。

今年は、何時もの年より注意して観察したいと思います。

花便り-4 フキノトウの花

2009-04-24 21:40:34 | 自然の恵み
マイナス1.4℃から9℃になって、昨日と比べると随分暖かく感じます。

春の日差しが戻ったので、春の花たちは息を吹き返したように、花びらをためらうように開きだしました。

紫のサクラソウ・ブルーとピンクのヒヤシンス・水仙・ナニワズ・カナダケシ・カタクリ・エゾエンゴサクが目立ってきました。

雪解けが終わるのを待たずに、すぐ顔を出すのが、春の最初の山菜フキノトウで、この頃は蕾から丈が高くなったものまで、場所違いであちこちに見られます。

           ?

蕾で地面に出だした最初の頃の新鮮なフキノトウは、ほろにがいフキノトウ味噌にしたり、天ぷらにして春の味覚を味わいました。

丈が15cm以上にもなると、白い毛が生えたように見える花が目立ちます。

              ?

近寄って観察すると、小さな花の集合体が更に集合していることが分かり、白い毛が生えたように見えるのは、黄色い蕾の集合体の外側から開花して雄しべが白く突き出ているのです。

        ?

やがて丈が30cm以上にもなり、蕗の姿に変身します。

極身近な山菜なのですが、土手で採取して食べることはあっても、犬の散歩道なので道路脇の蕗を食べることはありません。

春への歩みを止める春の雪

2009-04-23 22:49:06 | インポート
屋根から落ちて積もった家の南側の雪は、一昨日でスッカリ消えましたが、去年の記録では15日なので、1週間も遅いのです。

今日の稚内地方には積もるほどの降雪だったそうですが、旭川は17日以来の春の雪がちらっと見えた程度ですがサムーイ。

昨日も今日も、冬の寒さが逆戻りして、寒い寒い。春の温かさに順応しつつあった身体が、この寒さに戸惑っています。

昨日は、北側に積もった150cmくらいの雪を、雪割りして敷地外に捨てましたが、ママさんダンプはこれで使い納めです。

これで雪解けの進むのを期待していたのに、摂氏一桁気温なので融雪は一時休止です。

水仙が、深い雪の重みを突き破って、黄色く伸びているのを見て、たくましい生命力の強さに感動します。

            ?

スキー場の残雪が、急いで段々と少なくなる様子を眺めて、春を実感するのですが、寒空が襲いかかったゲレンデ部分も、融雪は一旦休止でしょうね。 

      ?
        我が家は矢印の位置

このゲレンデ一面がエゾエンゴサクの青で埋め尽くされる頃が、待ち遠しく感じます。

この寒気は今年だけではなく、過去には、5月の連休に雪が降った年もあったので、順調な歩みで春が近づくとは限らないわけです。

明日の最低気温は、マイナス4℃の予報ですから、旭川の桜の開花が5月6日と報道されても、信じられない気もします。

定額給付金申請手続き

2009-04-22 19:39:00 | インポート
午前中に世帯主宛の封書が届きました。

      

昨日市役所から「定額給付金申請の通知」が郵送されたと報道していたので、これが盛り上がっている話題のあれかー、って思いました。

3月15日給付開始と聞いていたので、やっとキターッと少しわくわくしながら開封しました。

表題「定額給付金および子育て応援特別手当の申請案内について(お知らせ)」の文書には、請求手続き方法が記載されています。

同封の世帯主が申請する「申請書(請求書)」には、その記入方法・注意事項が別用紙でされていました。

その他の同封物は「市長宛の封筒」で、申請書返信用封筒と印刷されています。(何で返信なんだ。)

担当者の苦労が理解できて感謝しますが、諸文書を一読すると、まわりくどくてわかりづらいのです。
しかも読めば読むほど、おかしな文章表現だと思うのです。

役人同士がやり取りするような文書では、ひとり暮らしの高齢者にとっては難解だと思うよ。ご近所の力で(代理人として)支援しないと、もらい損なうかも知れません。

わかる人以外はわからなくていいという性格の文書ではないので、簡単・平易に書いて読み取る側の立場になった文章表現であってほしかったなー。

給付予定日を知りたいのに、それは「支給決定後」と記載してあるんだよ。
その支給決定日は何時なんだろうねー。

それにしても、同封されている文書によると、この定額給付金の目的は、「景気後退下での住民の不安に対処するため、住民への生活支援を行うととともに、あわせて、住民に広く給付することにより、地域の経済対策に資すること等」なんだって。


生活支援とか地域の経済対策に資することって何のことなのか分かりませんね。

もらえる物ならもらおうかという根性だから申請するとして、多分こんなことを記入してほしいのだろうなーと、推察して書き込むつもりです。

問い合わせたいことが、幾つかあったので専用電話に数回かけても、通話中の発信音続きでした。

多分問い合わせラッシュで、対応にてんてこ舞いなのでしょう。
混乱無く給付を受けるべき人に、確実に給付されるといいのですが。


質素な生活では国が滅びる 

2009-04-21 22:42:43 | インポート
誰もが認めているように思える「100年に一度の不況」って、どう解釈すればいいのでしょうか?。

長い長い年月の枠を100と言う数値で表現するのは誤解と錯覚を生じやすいと思います。

未曾有の不景気と経済不況のことを、希有な出来事だと言葉のアヤで「100」という数値で表現したのだろと単純に受け止めれば、それまでなのですが・・・・。

さかのぼって100年前から今までに、現在のような状態の経済不況が無かったと誰もが思っていませんよ。

経済の事情にうとい者が単純に考えるとすれば、人間が起こしたマネー巡りの誤算と無責任な政治の結果なのに、地震や火山の爆発感覚で、受け身の表現で責任逃れをしているみたいです。

1970年代の1~3次のオイルショック による経済混乱を忘れてしまったのでしょうか。

その時期には一般庶民生活に直接反映して、質素な生活を強いられと思います。

それをじーっと耐えて乗り越えたのだから、 現在の方が飽食と物有りなので苦しいといっても、別の次元でくらしは豊かだと思うのです。

100年もさかのぼらなくても、過去の戦争で苦しんだことを忘れていませんか。戦時中も戦後も経済不況なんてものではありません。
あの頃の悲惨な庶民生活は、殆ど「エコ」生活だったと思うのです。

現今は、どのTVも食べ物と料理番組のラッシュ状態だし、マインドコントロールされているように、購買意欲を煽って無茶な買い物奨励にのせられて無駄づかいをさせられていませんか。

旺盛な消費と贅沢は美徳と思い、 もったいないと考えずに金を使うことで、日本の経済成長を支えていると思えば、無駄とわかっていても、給付金なんて言うオボシメシを受けて買い物をしなければ不景気解消の糸口にならないなんて、あーなんていうことだー、

質素な生活では国が滅びる時代に生きるのは難しいよねっ。