Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花便り-4 フキノトウの花

2009-04-24 21:40:34 | 自然の恵み
マイナス1.4℃から9℃になって、昨日と比べると随分暖かく感じます。

春の日差しが戻ったので、春の花たちは息を吹き返したように、花びらをためらうように開きだしました。

紫のサクラソウ・ブルーとピンクのヒヤシンス・水仙・ナニワズ・カナダケシ・カタクリ・エゾエンゴサクが目立ってきました。

雪解けが終わるのを待たずに、すぐ顔を出すのが、春の最初の山菜フキノトウで、この頃は蕾から丈が高くなったものまで、場所違いであちこちに見られます。

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蕾で地面に出だした最初の頃の新鮮なフキノトウは、ほろにがいフキノトウ味噌にしたり、天ぷらにして春の味覚を味わいました。

丈が15cm以上にもなると、白い毛が生えたように見える花が目立ちます。

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近寄って観察すると、小さな花の集合体が更に集合していることが分かり、白い毛が生えたように見えるのは、黄色い蕾の集合体の外側から開花して雄しべが白く突き出ているのです。

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やがて丈が30cm以上にもなり、蕗の姿に変身します。

極身近な山菜なのですが、土手で採取して食べることはあっても、犬の散歩道なので道路脇の蕗を食べることはありません。