Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

クロテン?に遭遇

2009-04-20 23:44:40 | インポート
4月の始めに、残雪上で何か探しているようなキタキツネが自宅の近所を歩いていました。

車から降りて15m程までに近寄ると、歩みを止めて「ほっといてくれよ」と言わんばかりに、悲しそうな表情でこちらをじっと見ました。

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餌をあさっているようでもあり、慌てて逃げる様子でもなく、トコトコと去ってしましました。

これまでにも、キタキツネを度々見かけますが、車から降りなければ逃げることはなく、人慣れしています。

昨日は、自宅隣の空き地にムクドリが数羽いましたが、車で側を通っても飛び立っていくことはなく、人慣れ(いや、車慣れ)しています。

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薄暗くなった6時半ころ、猫が近くにいるなーと思ったら、クロテンらしき小動物が、警戒心もなく生け垣の中でウロチョロしていました。

胴体が長く可愛い顔面と見たので、とっさにクロテンだと思いましたが、黒褐色ではなく明るい褐色です。

足が短いので、エゾクロテン?なのかもしれません。
クロテンの冬毛は白いので、黒褐色へ移行中なのだろうけでど、若しかして毛皮目当てで北海道に移入して飼育していたキテン(ホンドテン)?が逃げ出して、野生化したものかもしれないのです。

家の陰に入ったので、急いでフラッシュの効くカメラを持って家から引き返し、クロテン?が見えなくなった家の角までそっーと進み、カメラを構えて家の陰を覗いたとたん、足もとから飛び跳ねたので思わずカメラのフラッシュは発光し、クロテン?は逃げました。

キタキツネみたいに、クロテン?も約10m先で一度立ち止まりこちらを向く余裕です。

ぐるっと回って反対がわから近寄っても、暗くて姿は確認でず、結局のところ撮影は失敗でした。

これまでに、クロテン?とは旭岳中腹で会ったきりで、最近は雪上の足跡や白毛の体半分しか見たことがないので、このようなクロテンとの遭遇に興奮しました。

今年は、野ねずみに藤の木の幹を丸裸に食われたので、野ねずみの天敵であるクロテンの出没は歓迎です。

自然界では、こんな小動物と人間との共生は普通なのに、人間の身勝手でこれらの生育が左右されているなんて、とは思うけれど難しい問題ですよね。