Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花便り-4 原種のカナダケシ

2009-04-19 21:16:27 | 自然の恵み
日当たりのいい庭の一隅で、蕾のままでじーっと気温の上がるのを待っている一重のカナダケシ(Snguinaria canadensis/サングイナリア カナデンシス)は、切れ込みのある円形の葉で、両手を巻くように茎をかばっている様子は、いじらしく感じます。

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その一重のカナダケシが開花しました。もっと花びらをいっぱいに広げるのを楽しみにしています。

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ケシ科サングイナリア属で耐寒性に強く、上向きに太陽の日差しを浴びて純白の花弁を広げますが、夜は閉じてしまいます。

横走りする根で少しずつ増えて来ますが、草丈は現在12cm程です。その根から赤い汁が出るらしく、このことから英名はBlood rootなのだそうです。

春を告げる花の一つとして毎年か可愛く出現する天使のように思えてきます。

園芸品種の八重咲きカナダケシが出回っているようですが、まだ見たことはありません。


白いクロッカスの開花から少し遅れて、貴婦人がパーティーに現れたように、筋いりの薄紫クロッカスも咲きましたよ。