1945.8の大東亜戦争終結後、連合国総司令官(GHQ)は日本の占領政策を実行するにあたり、ハード部門の武装解除、工業生産力破壊(経済力解体)、占領基本法策定(日本國憲法)などの重点基本施策と、補助政策(精神武装解除)としての「3S」、Screen(スクリーン)・Sport(スポーツ)・Sex(セックス)を策定している。
日本人の自立性を無くし、娯楽享楽に走らせる洗脳愚民化政策(バカ化)である。
その以前策として、GHQ・民間情報教育局企画課は、ラジオで「戦争犯罪宣伝計画」の「真相はこうだ」等の放送(1945.12.9~48.1)を通して、(戦勝国による)犯罪者日本を作り上げる洗脳放送を開始した。
11.13 GHQ指令として、「400万台のラジオを国民に支給せよ」(洗脳用CIE放送用・1952.7.8、ラジオ受信契約が1,000万を突破)と、洗脳受信機としてラジオの調達を命じる。
この過程で、民間のラジオ生産が間に合わずに、東京電気専門学校(東京電気大)の学生がラジオ製作(?バイト)を始め、学校周辺に集まったラジオ部品の露天商が、露店規制などを経て、後に秋葉原電気街へと形成されて行く。
やがてラジオからテレビの時代へと移った、1956.9、評論家の大宅壮一は「テレビで、日本の国民は一億総白痴化する」と、低俗番組を放送するテレビ批判を行った。
大宅発言から半世紀超、幾度かの低俗番組批判はあったが、低俗スパイラルは止まらない。
確実に日本人の愚民化(幼稚化)は進行してきている。
AKB現象(幼稚化)、吉本現象(お笑いバカ)、ゆるキャラ(幼児化)が、節度なくメディアで氾濫しすぎている。
あまりにも、(大人たちによる)未成年をターゲットにした経済行為が過剰ではなかろうか。
岩手県滝沢市に於けるAKB傷害事件は、実行犯に全てを帰させるだけでなく、不健全な日本(痴的)社会の病巣(バカ化)を見るべきである。
AKB現象(幼稚化)は、日本人の若年愚民症候群の現われ。