モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

何故か焼き付き2

2012年08月12日 | モーターサイクルの話
Dトラッカー焼き付き話の続きです。

焼き付いた部品についてはキットメーカーが交換してくれました。
焼き付きの原因についてメーカー曰く「慣らし不足」ではないかという事で、次回は5000回転以下で300キロの慣らしを推奨されました。

部品交換を済ませてエンジンを始動したところ、アイドリングで「カン!カン!」と気になる音がします。
前回は無かった音です。

パーツが接触してるような音で気になります。
もう一度シリンダー上を分解して確認しますが、ピストンや燃焼室には異常も無くカムやロッカーアームも綺麗な状態です。
タペットクリアランスを詰めても変化はありません。

3000回転くらい回ると消えるのですが、もしかして焼き付き後交換されたピストンとシリンダーはクリアランスが大きいのかもしれません。

ピストンの首振り音なら納得できるのですが、あまり良い音では無いですね。
耐久性はどんなものでしょうか?

そんな事を繰り返していると、いきなりFIランプが点いてエンジンストップです

調べるとこの状態のときスパークが出ていません。

実は最初の納車後このエラーが起きたのですが、カプラの確認やバッテリーを充電したら消えていたので気にしてはいなかったのですが。。。

ここからマニュアルの点検項目を全てチェックします。
IGコイルやステーターコイル クランク角センサーやECUの電源とアース、サイドスタンドスイッチ、クラッチスイッチ、転倒センサー、メインスイッチ等

しかしコレといった異常が見つかりません。
そうなると自分が行った作業でミスったのか?と思いクランク角センサーをもう一度分解して確認します。
抵抗値や出力電圧は異常無しです。

正直お手上げ状態でした。

そうかと思うとしばらく放置後普通にエンジンが始動できたりします。
とてもオーナーの下に渡す事が出来ません

そんな事を繰り返しながら何気なくECUへ行くハーネスを大きく揺すってみたらエンジンが始動できたりエラーになったりする事に気が付きました。



ECUへ繋がる全ての線の断線チェックしますが切れてはいませんでした。

カプラを分解 ECUピンにしっかり接触するようにカシメも確認、さらにタイラップを使ってカプラとECUを固定しました。

その後様子を見てもエラーランプは点灯しません。
確証はありませんが、恐らくエラーの原因は接触不良だと考えます。

ずいぶん遠回りしてしまいましたが、部品交換後に起きた事なのでそれに起因して起きた事と思い込んでしまいました。

焼き付きとエラーは関係無い事だと考えますが、気になるアイドリングの「カン!カン!」音は消えてません。

現在オーナーの下で慣らし運転中ですが、異常の出ない事を祈るだけです

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うー)
2012-08-12 22:35:38
カンカン音 クランクが鳴ってるんじゃ?
また焼きつくヨカーン

5000rpm以下で 300kmって・・・・・
前回は もっと回してたん?。。。。。。
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Unknown (C管理人)
2012-08-12 23:06:06
うーさん

前回の慣らし中もたまに6000越えてしまう位だったとの話。
二度目は焼き付を嫌ってクリアランス大きくした物を渡したとかないかなぁ?

今度焼き付いたらどうしましょ(・ё・)
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Unknown (うー)
2012-08-13 14:47:28
ピストンクリアランスの音なら コンコンぢゃ?

カンカンってのが気になるなぁ
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Unknown (C管理人)
2012-08-13 22:12:22
うーさん

音を文字で伝えるのは難しいけど、少しノッキングにも似た音かな。

オーナーは現在150キロほど走行してるらしいけど、調子は良いとか。

音って難しいよねぇ。
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