時々修理を受けるR100RSの側車付き。
台風15号で水没したと言う。
どの辺りまで浸かったのかと聞くと、キャブレターの少し下との事。
工房で受けるには場所が狭すぎて、本音は側車は受けたくないな~と言うのが本音。
余裕のある広さなら良いんだけど。
それでも頼って来られるので何とかしましょう^^;
入口のサッシを(4枚)外して、バイクリフトの一つは横倒し(カー側が当たるので)。
もう一つのバイクリフトに100RSを乗せ、側車側はジャッキアップしてタイヤ下に台を置く。
工房内目一杯だ(笑
台に乗せた後、良く点検してみる。
エンジンオイルを抜いた中には少しの水が混じるが、想像したほど酷くない。
プラグを抜いてクランキングすると、プラグホールから水がプシュプシュ出てくる。
キャブレターフロートを外してみるが水は入っていないようだ。
おそらくマフラーから入った水だと思われる。
何度かクランキングして水を出し、エンジンオイルを入れ替えて始動してみる。
マフラー内に残った汚水を、ブワ~~ッと吹き出しながら始動OK。
異音もしないしアイドリングも出来てる。
思ったより軽症で済んで良かった~^^
あとはミッションオイル、デフオイル、その他の点検を行えばOKだろう。
ビックリです。
今回の水没は軽傷で良かったですね。
クランク内への浸水が酷いと、厄介でしょうから。
いや。。。対応してるとかそんなんじゃなくて
オーナーさんにもお世話になってますから、どうにかやってるだけです^^;
側車はこの1台しかやりませんよ~。
エンジンが完全に浸かったら大変ですね~。
まだOHVフラットツインは直せますけどね^^
水没後、放置時間が長いと再生も大変ですよね。
4気筒なんて気が狂いそうになります^^;
それでも旧車は電気仕掛けが少ないから、何とか直せますよね。
最近のコンピューター仕掛けは大変です。