モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

DUCATIマッハ1 修正他

2017年04月29日 | メンティナンス
県外よりマッハ1修理の依頼。

もともと工房で再生した個体なので、やった事は把握している。

工房で仕上げた時より変更された部分がある。

その一つ キャブレターマニホールドとインシュレーター。






工房で制作したマニホールドから、別のマニホールドに変更されてる。


ノーマルらしさを追求して交換したと思うが、インシュレーターが良くなかった。

段付きマニホールドなら占め込んでもインシュレーターが潰れる事は無いが。このマニホールドでは締め込んだだけ変形してしまう。

更にガソリンが溜まるとゴムが柔らかくなり二次エアーを吸い込む原因になる。





今回マニホールドはそのまま使うが、インシュレーターは樹脂で制作する。




そしてフレームダウンチューブの修正塗装。






エキパイの脱落で傷が付いてしまったらしい。





フランジのワイアリングを確実にしなおした。


またエンジンを始動して調整などした後。

ブリーザーパイプの内面に水分が付着する。





この水分がまたクランクケースに落ちて行くのを考えると、なんとも気持ち良くない。

多少でもケース落ちを防ごうと簡単なトラップを付けておいたのだが、それも外されている。

たしかにノーマルには無い部品で雰囲気には合わないかもしれないが、乗る事が前提ならば付いていた方が良いと思う。

本当ならキャッチタンクを付けたい位だ(笑


エンジンオイルも交換しておく。





トラップはすごく単純。

トラップ前の水分は仕方ないが、後方の部分は大部分落ちを防げる。





この辺はオーナーさんの好みの部分でもあるので、あくまで個人的な意見だ。

コメント (4)
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