モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

油圧が上がらない

2014年03月18日 | メンティナンス
BMWのR100系 暖気後オイルプレッシャーランプが消えない症状がでます。

試しにオイルプレッシャースイッチを交換しても、エンジンオイルを交換しても変わりません。

オイルが冷えてる時はエンジン始動後消灯するのですが、エンジンが温まると回転を上げても点灯し始めます。

オイルポンプにダメージがあって、オイルが冷えてる時は粘度が高いため油圧がかかる。
オイルが温まり流動性が良くなると、オイルポンプの傷などから油圧が逃げるのでしょうか。

オイルポンプを交換する事にします。
厄介な事にミッションを分離後、フライホイールを外さないと辿り着けません。



オイルポンプのバックプレートを外すと、中のトロコイドポンプが現れます。



バックプレートとボディの密閉はOリングです。
バックプレートにも傷が見られます。



画像ではわかり難いですが、オイルポンプアウター インナーにそこそこの傷は付いています。
ただこの傷が原因でプレッシャーランプが点く確証はありません。



オイルパンを外してストレーナーも点検します。
古い液体ガスケットのかけらが付いてましたが、網が詰まってる事はありませんでした。



気になったもう一つの箇所を直します。
キャブレターのバキュームピストンの左側のみ傷が目立ちます。



キャブレター内部のOリング類も交換。




続く。

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