稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

思い出してしまうバレーボール大会

2012年02月07日 | 日々
 このところ、田中防衛大臣をめぐる話題がかまびすしい。
 度重なる失言、しどろもどろに加え、抜け出しコーヒー事件まで。

 参議院議員6期というからベテランのはず。
 だが、やりとりは心もとなく、野党陣営からは集中砲火。

 思わずよみがえる高校のバレーボール大会の記憶。
 相手チームでレシーブの弱いのがいたら、みんなで「あそこやで!」とサーブをそこに集中する戦法。

 なにやら似ている。

 余計なことかも知れないが、田中先生、家に帰ればまた家でヒザ蹴りでも浴びているのでは・・・などと、これも案じてしまう。

 同情を禁じ得ない。
 
 が、コトは一国の問題。
 国家的にも、個人的にも、深手を負う前になんとかしては。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

解禁近く

2012年02月06日 | トラウト
 上桂川漁協からアマゴ解禁の案内はがきが届いた。
 3月11日(日)だという。
 いよいよだが、今年はどこへ行こうか?

 ところで、紀伊民報の最近の報道。
 昨年10月~12月、古座川漁協の鮎の仔魚(しぎょ)調査結果。
 網に入った鮎の数は例年の10%だったという。

 昨年9月の出水、その川魚への影響が数字で示されたかっこうだ。
 
 記録的な出水は明治にもあったと聞く。
 おそらく太古の昔から何度も繰り返されてきたのだろう。
 鮎たち川魚はそのたびに大打撃を受けつつもたくましく乗り越えてきたはずだ。
 アマゴも例外でないことはもちろんだ。

 おそらく紀伊半島の相当広い範囲でそうなっているはず。

 しかし、回復はとても1年程度ではむずかしかろう。
 紀伊半島の川、ずっとご無沙汰ながら、早く元の姿を取り戻してほしいもの。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉田神社の節分祭

2012年02月04日 | 日々
 節分。京都市内では有名な吉田神社。
 ここで夜11時から火炉祭(かろさい)がある。
 話には聞いていたが、『どんなもんか』と見に行くことに。

 夜も遅いので人も少なかろう、露店も閉まっているのでは・・・などと思っていたが、まったく違う。
 近隣の有料駐車場は順番待ち、参道は行き交う人でごった返し、露店はこうこう。



 やっと京都大学通用門前に到着。
 吉田神社で京大合格祈願をすると必ず落ちる!という話があるらしい。



 石段を登る。そして吉田山の大元宮へ。
 すごい人だ。



 参拝も順番待ち。



 10時半、火炉祭のある境内へ。
 準備は着々、昨年のお札類が積み上げられていく。
 みんな続々境内に集合。



 午後11時、火炉を囲んでびっしりの人。
 点火。
 熱い。
 消防隊が火炉周辺に散った火を消しに回る。


 
 火の勢いが落ち着く。
 混雑を避けてぼくらは帰路に。
 まだまだ大勢の人が石段を上ってくる。



 が、こうした伝統行事。 
 さぞやじいさん、ばあさんでいっぱいかと思っていたら、圧倒的に若い人が多い。集まり来る人は何を求めているのだろう。
 一種のイベント感覚なのか。
 そう思えば、ぼくらの身辺の宗教行事。その多くはそうした感覚に支えられているのかも知れない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマザクラ

2012年02月02日 | 日々
ヤマザクラ、新緑の時季、山を遠くに見て楽しめる。

 
 (昨年4月)

 しかし、このヤマザクラ、実際に山に分け入ると、せめぎ合う木々のなか、意外に弱いのでは、と思われる。

 自然のヤマザクラ、数はそれほど多くはない。少なくとも群落など、ぼくは見たことがない。むしろ孤立してポツリ、ポツリと立っている。
 しかも朽ちているもの、枯れ始めているものも多い。


 (ヤマフジに絡まれて倒れたもの)

 以前、その苗がほしいと思って探したことがある。ところが見つからない。いや、苗だけでなく若木もお目にかかれない。
 そんなわけで、ヤマザクラというのは、あまり繁殖力は強くないように見えた次第だ。

 生き物の世代のつなぎ方で「多産多死型」というのを聞いたことがある。たくさん死ぬが、それ以上に産まれることによって種をつないでいくという型だ。
 そう分類すれば、ヤマザクラは少産少死型になるのだろうか。


 (春を待つ大木)
  
 なにやら頼りなげに見えつつも、なかなかしぶとそう。。
 でなければ、人の保護のない山の中、今日まで生き残れなかったはずだ、と納得。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする