稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

袴田さんの無罪判決 併せて冤罪を晴らせなかった人々への思い

2024年09月27日 | 日々
 26日、静岡地裁の再審公判で、袴田巌さんに無罪判決。

 とても喜ばしいことだ。

 ただ、予想された結果とはいえ、これで袴田さんの無罪が確定したわけではない。

 あとは検察の控訴か否かにかかっている。

 過去の再審無罪判決では、検察は控訴しない流れがあるそうだ。

 ただ、今回気になるのは、地裁が検察の提示した証拠を捏造と断じたこと。

 これには検察内部での強い反発が出ているとのことだ。

 反発に任せて控訴などに踏み切ることのないよう祈りたい気持ちだ。

     

 それにしても再審それ自体の扉は重く、そこから無罪への道のりも長く苦しい。

 おそらく世の中には人知れず、
罪を着せられたままあきらめたり、力尽きた人も少なくないのではなかろうか。

 そんなことを思うと、
無念のうちに刑死されたり亡くなられた人々にじっと手を合わせたくなる。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 駆除のために「天敵」を放つ... | トップ | 秋深まる笙の川べりを歩く »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2024-09-27 17:33:26
袴田事件に関して国連からも強い非難が相次ぎ、もし検察が控訴したら海外によっては経済制裁すべきとどこかの国が出て、もしかしたら天変地異が起きるかもしれない。
返信する
控訴したら (神田)
2024-09-27 20:44:47
 コメントありがとうございます。
 控訴したら残酷な話です。
「捏造」という断定が検察を刺激しているのか?と案じています。
 いずれにしても、一日も早く袴田さんたちに平穏な環境をさしあげたいところです。
返信する

コメントを投稿

日々」カテゴリの最新記事