稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

解禁日の風景( 2017 上桂川 )

2017年03月12日 | トラウト
 先週に続き、今週は上桂川のアマゴ解禁。

 先ずは年券を買っておこうといつもの雑貨店へ。

   

 出てきたおばちゃん。
「もう、うちはやってないんです」

 廃業のようだ。
 上桂は3年ぶりだが、過疎化は進んでいく。

 さて、別のところで年券を買い求め、交流の森へ。

   

 橋の上流にも下流にもずらり。
 いつものことながら、これでは入れない。

 竿を出すのをやめ、あちこち様子を見て回る。 

 大阪からきたというおじさんが一人ぽつんと釣っている。
 ここは放流ポイントではないのに・・・。

「釣れましたか?」と尋ねると
「1匹だけ。
 上流のエエ場所は人がいっぱいで割り込めんのでな。
 漁協が検札にきたけど、上で放流したのがもうすぐ流れてくると言うてた。
 あんたもどうや?」 

 では、とダメもとで竿を出すことに。

 おじさんの場所から少し上流へ。
 まったく気配なし。

 次いでおじさんの場所に戻る。

 ところが、おじさんはもういない。

 そこへ上流からミノーを流し、ときおりトゥイッチング。
 水の流れに押されて重くなっていたミノーがさらにズンッ!

 ようやく1匹。

   

 例年のことながら、魚体はスリム。

 さらに下流へ。

 ここでまたミノーに。

   

 確かにおじさんが漁協から聞いた話は本当だ。

 前日放流の成魚がもうここまで下ってきているのだ。
 一日でこんなに下るのか?

   

 魚体の朱点はくすみ、シッポは切れ切れ。
 放流モノであることは一目瞭然。

 釣り堀状態はともかく、久々のアマゴの感覚に熱。

 本日 水温 10℃
    アマゴ 4匹(19~21cm) 
 
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