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稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

イワナ活発に

2023年03月29日 | トラウト
 釣り場への道中、あちらこちらこにサクラ。

 短いけれど、なんとも華やいだ季節だ。

 今日も上流に入り、イワナねらい。

 最初の落ち込みで期待し、ねばったが反応なし。

 その上流で最初の1匹。

     

 小さい。

 次もやはり小さい。

 今日は日が悪いのか?と思っていたら、やっと成魚が。

     

 いつもは下流側なのに、今日は上流側がいいようだ。

 相変わらず瀬ではまったく反応なく、やはり少し深いところ。

     

 瀬を無視して、プール状のところを探しながらの釣り。

 これも効率的と言えなくもない。

 それらしきところでは結構イワナが付いている。

 倒木でせきとめられたたまり。

 その水面でミノーを動かしていると、下から黒い影がスーッ。

 合わせるといい手応え。

 今日一番の23cm。

     

 陽が傾き、やや薄暗くなってきた。

 下流で雑談した地元のおじさんの話を思い出した。

 「クマに気いつけて。
 最近駆除の猟師がもうやめたんで、クマが多いかも・・・」と。

 このあたりで納竿。

     

 本日 水温 11℃
    釣果 イワナ 8匹(12~23cm)
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イワナの谷は変わり果て

2023年03月25日 | トラウト
 久しぶりにイワナの谷へ。

 この一帯、昨年の台風で相当被害のあったところだ。

 入渓すると、川底が微妙に盛り上がったかのような印象。

 砕石が敷き詰められ、かつての深みにも砂利が。

 また、倒木の多さにも驚く。

     

 すっかり浅く、平坦になってしまった流れ。

 イワナたちの付き場は残っているのか?

 そんな思いで釣り上がって行くと、倒木の下流側、エグれたところ。

 ここで小さいのがかかった。

 ズングリした魚体、「アブラハヤかあ」
とがっかりしたが、よーく見るとシマシマ、「イワナや!」。

 生き残っていてくれたのだ。

     

 まあ、太古の昔から命をつないできた渓流魚のこと。

 台風くらいで全滅などありえないが・・・。

 それにしてもこのチャラ瀬状の連続。

 これまでぼくが呼んでいた「おにぎり岩」はもう流されて行方知れず。

 かなり歩いたところで、ようやく2匹目。

     

 これはまずまず。

 このあと1匹を追加したが、惨憺たる状況で納竿。

 車に戻る途中で山歩きの初老の夫婦に出会った。

 お互い、この一帯の変わりようを嘆き合ったが、
「このあたり、釣りをする人がホントに多いですね」と言う。

 半ば秘密の場所と思い込んでいたが、そんなに人が入っているのかとびっくり。

 本日 水温 14℃
    釣果 イワナ 3匹(12~19cm) 
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早春の谷 小アマゴが

2023年03月21日 | トラウト
 今季初めて天然トラウトの谷を訪ねた。

 これまでの実績から、
アマゴにはまだ早いがイワナならとの思いからだ。

 ウグイスが鳴いている、虫たちも少々。

 雪はすっかり消えているが、水はかなり多い。

     

 ずっと奥山からの雪解け水だろうか。

 さて、釣り始めたが予想は外れ、イワナの姿は影も形も。

 かなり釣り上がったところの深みでやっとモゾモゾ。

 「これは小さなイワナ!」

 と思ったら、意外にも小アマゴ。

     

 やや大きな深みだったので2匹目はどうか?とさらに。

 そうして今度は少し重い手応え。

 上がってきたのは待望のイワナ。

     

 「やっぱり居た!」とホッ。

 このあとはプール状の場所でさらに小アマゴを追加。

 しかし、イワナはそれっきりとなってしまった。

 予想外にアマゴに恵まれたのはうれしいが、みんな小さい。

     

 この時季、やはり成魚は難しいと見える。

 それはともかく、アマゴたちの顔を見られてよかった。

 昨日 水温 9℃
    釣果 アマゴ 4匹(12~13cm)
       イワナ 1匹(20cm)
 
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奥深い沢(続)

2023年03月18日 | トラウト
 数日前に入った沢。

 疲労困憊で、途中で納竿としたが、やはりその先が気になる。

 迷ったうえ、「行こう!」と決して入山。

 前回の釣行で断念した地点までハアハア、息が切れる。

 さて、その地点に到着。

     

 ここから沢歩き。

 イワナはなかなか姿を現さない。

 しかし、忘れたころに小さなたまりでかかった。

 が、当方の油断で合わせが遅れ、落としてしまった。

 やっとイワナの顔をみたのはそのかなりあと。

     

 下腹のオレンジ色がやや濃く見える、まだ黒っぽい一匹。

 ようやくホッ。

 その後は釣り上がれども反応なし。

     

 やがて、側道もなくなり、沢はますます狭く。

 ついに流れが三つに分かれる地点に到達。

 ここから上流は無理と考え、納竿とした。

 イワナたち、もう少し季節が進めばもっと姿を見せるだろうか?

 そんな思いで急坂を下って行った。

 寒い一日だった。

 本日 水温 9℃
    釣果 イワナ 1匹(18cm)
 
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予想以上に奥深かった沢

2023年03月15日 | トラウト
 ぼくのよく行く釣り場、そこへの途中に小さな沢がある。

 今は水もあるが、渇水期ともなればか細い流れとなる。

 そんなわけで、これまで気にもとめてこなかったが、
「この上流、どんなになっているんだろう?」と気まぐれで足を向けてみた。

     

 すぐに細流になってしまうのでは、と予測していたがそうでもない。

 歩けども歩けども沢は奥に続いている。

 それらしいところにミノーを送り込むと最初のイワナ。

     

 しかし、その後は全然。

 変化に富む沢だが、イワナがひそみそうな深場が少ないのだ。

 とにかく底が浅く、その上をザブザブ水が流れ下る。

 それでも、やっと現れた小さなプール。

     

 ここにミノーを送り込むと、数投目で黒い影がスーッと現れ、すぐに消えていった。

 そうして投げ続けていると、ついに重み。

 かかった!。

     

 それにしても、沢はまだまだ続いているではないか。

 ただ、イワナには「住宅難」のようで、個体数は少なそう。

 陽も傾き始め、ここで納竿。

 車に戻ったところ、地元のおじいさんと出会った。

 今日のイワナのことを話すと
「そうか、あの沢はワシらも子どもの頃、よう釣りに行ったもんや。
そうか、イワナは今でもおるか」と感慨深げ。

 さらに他の小さな沢のことも教えてもらった。

「しかし。行かん方がエエ。クマが出るとこや」との忠告付き。

     

 それはともかく、沢というもの、
本流(主流)との合流点の様子だけで即断するのは禁物と改めて教えられた。

 本日 水温 9℃
    釣果 イワナ 2匹(17~19cm) 
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アマゴもイワナも

2023年03月11日 | トラウト
 今季三度目の渓流釣行。

 水位も残雪もほとんど同じ。

 相変わらず瀬では反応がない。

 やっと目の前に現れた段々。

     

 ここでこそ!と慎重にミノーを送り込む。

 すぐにプルプルと小さな手応え。

 暴れる小魚に目をこらすとアマゴ。

     

 小さいけど。

 やっぱりこういう所にいるのだ。

 さらにその奥で今度はイワナ。

     

 これはまずまず。

 その後は忘れたころにポツポツ。

 かなり上流、暗い杉の森のなか、いい所。

     

 ここでもすぐに小さな手応え。

 やっぱり小アマゴ。

     

 続いて、さすが源流部に近いとあってか、イワナ。

    

 かなり奥まで入った。

 しかしアマゴたち、成魚はなぜ出てこないのだろう?

 などと思いつつ、このあたりで納竿。

 いやあ、アマゴもイワナも顔を見られてよかった。

 今季は水量が低めで釣り歩きがとても楽。

 ただ、早々に渇水にならないかと心配も。

 本日 水温 10℃
    釣果 イワナ 4匹(16~22cm)
       アマゴ 4匹(13~16cm)
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春まだ浅くも初イワナ(2023)

2023年03月06日 | トラウト
 前回はイワナを期待したのに意外にもアマゴ。

 もっとも1匹だけだったが。

 今日こそはイワナを!と少し足をのばし、奥山へ。

 奥に向かうとやはりヒンヤリ、残雪も目立ってきた。

     

 あまり人が入らないからか、鹿が所々でキーンと警戒の鳴き声。

 さて、入渓。

 少し深みのある瀬にミノーを流してみたが、さっぱり。

 エグれたところの白泡の横、ここで着水と同時に手応え。

 待望の今季初のイワナ。

          

 黒っぽく、少しやせ気味かな、頭が大きく見える。

 このあとは道から壺状のところを探しては、ねらって釣った。

 ドドドッと水が落ち込むやや広い壺。

 ここなら大物!との思いで9cmミノーに交換。

 水に沈んだ木の枝をさけながら1投、2投、3投・・・。

 水底からイワナがミノーを追ってきたが反転していく。

 「いるっ!」と確信し、さらに投げ続ける。

 そうして足元まで追ってきたときに合わせ!

 のった。

 大物とはいえないが悪くない。

     

 やはりこの時季、まだ分散しておらず、姿はあまり見せてくれない。

 が、これから少しずつ上向くはず。

 今日の風は冷たいが、陽はさしている。

 それに誘われてか、ときおり虫が飛んでいる。

 春まだ浅くも、ともかく今季初のイワナにホッ。 

     

 本日 水温 9℃
    釣果 イワナ 5匹(16~25cm)
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渓流 初釣り(2023)

2023年03月01日 | トラウト
 しばらく釣りに行けなかったが、久々に出かけてみた。

 雪解け増水で歩けるか?それよりも林道の雪は?など、いろいろ心配。

 が、笙の川に着いて拍子抜け。

 昨年の3月とは違い、水位はそれほどでもなく、残雪も少ない。

 と言っても、この時季は釣りにくい。

 冷たい水でも強いイワナ、せめて1匹でも釣れないかと念じつつ入渓。

     

 で、反応はやっぱりない。

 「アッ、ミノーを追っている!」
と思ったら水流の乱れがそう勘違いさせただけとか・・・。

 盛期には結構実績のある場所、ここでねばる。

 かなり投げまくってついに手応え!

 オッ、待望のイワナか!と思ったらアマゴではないか。

     

 まだサビている。

 ま、なんでもいい、初日に釣れてうれしい。

 このあと、なにやら小さいのがミノーを追うのを二度確認。

 さらに最終地点で一度かけたがバレてしまった。

 いやはや、久々の渓流歩きに疲れた。

 今日は早めの納竿。

 本日 水温 9℃
    釣果 アマゴ 1匹(19cm)
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耳川源流部に琵琶湖型イワナ

2023年02月22日 | トラウト
 読売新聞オンライン(2023.2.21)の記事
「イワナ遺伝子、川の歴史の『証人』・・・流路変遷を解明する手がかりに」が興味深い。

 摂南大の研究チームが発表したもので、332匹のイワナの遺伝情報を解析、

 耳川(福井県)源流域で、
本来いるはずのない琵琶湖型遺伝情報をもつイワナを確認したという。

 これは大昔、耳川が上流に侵食→石田川(滋賀県)に接合→そのあと分離、
このとき石田川のイワナが耳川源流域に取り残されたという説明だ。

 気の遠くなるような壮大な自然史的時間の話だが夢があるね。

 専門的なことはよくわからないが、すごく地道で大切な研究だと感じる。

 興味のある方はぜひ御覧あれ。

 (イメージ図などはとてもわかりやすい}

     
 
 ところで、石田川でアマゴを釣っていると、朱点のないヤマメと見まがうようなのが時々。

 このことは釣り人には結構知られているらしいが、これも何か関係あるのだろうか?

 さて、いよいよ3月が迫ってきた。

 今年も雪が多そう。
 
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若狭の海から藻が消えてゆく

2023年01月18日 | トラウト
 アジをあきらめメバルねらい。

 若狭には早めに到着。

 明るいうちに、藻の状態を確かめておかなければならないのだ。

 そうしなければ、ジグヘッドが藻にからんで釣りにならない。

 ところが、昨シーズン釣った小舟回り、藻がまったくない。

 延々とビッシリはえていたのに。

 港の外を見回すと、ここでも皆無。

 近くで作業していた漁師のおじさんに尋ねると
「異常や。ここだけやなしに日本海みんなあかん」。
「温暖化の影響ですか」
「それしかないわな、異常や」と。

 たった1年でこうまで変わるのか!

 温暖化は、氷河の後退や、北極の氷の解け出し
などという地の果てだけのことじゃないと改めて実感。

 これでは小魚の生育場所も産卵場所も・・・。

 力が抜けていくような思いだ。

 日没、いつもの時合い、ワームを投げてみたが沈黙のまま。

     

 暗くなり、やむなく常夜灯のあるところへ。

 すぐに小アジが1匹釣れた。

 が、アジは続かない。

 きっとたくさんいるはずだが、その気ではないらしい。

 底を探っていると小さいのが。

 久しぶりのミニガシラ。

     

 このあとはプッツリ止まってしまった。

 あきらめて次の場所へ。

 ここもやはり藻がない。

 軽いジグヘッドで表層から中層を漂わせているとメバル。

     

 もう1匹追加し、今夜はここで納竿。

 海の異変、帰路、頭の中はそのことばかり。

 釣果 メバル 2匹(15~16cm)
    ガシラ(ミニ) 1匹
    ア ジ     2匹
 
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