goo blog サービス終了のお知らせ 

稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

長雨の合間に賀茂川水系で

2021年08月22日 | トラウト
 8月、こんな長雨も珍しく、もうウンザリ。

 午後、雨がやんだところで賀茂川水系へ。

 入渓準備をしていると「釣れましたか」とのお尋ね。

 聞けば京都出身で今は信州で働いておられる人とのこと。

 御嶽山のふもとの冷川(つめたがわ)などでイワナ釣りをされているとか。

 冷川といえば、以前ぼくは滝めぐりのバスツアーの際、目にしたことがある。

 いかにもイワナのいそうな渓流で、
ぼくは滝などそっちのけで川を眺めていたものだった。

 二人でしばらく釣り談義をしてお別れ。

 さて、入渓。

     

 予想どおりの増水だが、濁りはかなり薄れている。

 渓流というもの、透き通るような透明の水ももちろんきれいだが、
濁りがとれ始めた水の流れもまた格別だ。

 で、アマゴの方は?というと苦戦。

 期待した最初のポイントでは

     
 
 そうして歩くこと30分ほど。

 やっと待望の1匹。

     

 しかし、その後は歩けども歩けどもアマゴがルアーを追う姿はなし。

 また雨が降ってきた。

 早めの納竿。

 本日 アマゴ 1匹(14cm)
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏モードか アマゴたちは姿を見せず

2021年08月11日 | トラウト
 久しぶりの雨に期待して入渓。

     

 しかし、水量に目立った変化はない。

 水温は22℃と抑えられているものの、あまり下がっていない。

 釣り始めたが、やっぱり厳しい。

 ルアーを追うアマゴの姿が少ない。

 忘れた頃に、深みのある瀬でアマゴ。

    

 夏モードらしい渓流の様子。

 今日は車が多い日、帰りの湖西賂は込み合いそう。

 早めの納竿にかぎる。

 ツクツクボウシがあちこちでなき始めた。

 歳をいくら重ねても、
片手を差し出してはあきらめるかの如き去る夏への想い。

 本日 水温 22℃
    アマゴ 4匹(13~18cm)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めて訪ねた奥山にて

2021年08月07日 | トラウト
 笙の川水系、今日も水温の低そうなところへ。

     

 しかし、水かさ、水温ともにジワリと後退。

 入渓したが、やっぱり苦戦。

 なんとか1匹目。

     

 ルアーにかかったのは9cmというミニアマゴ。

 脱渓地点にたどり着いたが、総じてアマゴたちの姿は少なく、結局かろうじて5匹。

     

 時間はまだ1時間ほどある。

 迷った末、以前から気になっていた奥山を調査方々訪問することに。

 さて、初めて入る水域。

 ルアーを投げると何やら小さいのが追ってきては反転していく。

「アブラハヤ?」
 と思いめぐらしているうちに最初の1匹。

 小さいけれどイワナ。

     

 さらに釣り上がるといい手応え。

 上がってきたのはアマゴならぬヤマメ。

     

 ということは、これは在来のものかもしれない。

 その昔、漁協によって行われたアマゴ放流も、
さすがにこのあたりまでは及ばなかったとみえる。

 ヤマメがひそんでいたのは段差の下。

     

 その上流では、白泡の下のえぐれた場所で再びイワナ。

     

 このあたり一帯はイワナが濃いようだ。

 しばらく上がると突然「ガサガサ」。

 まさか、恐れていたクマ?

 と一瞬身を固くしたが、現れたのはシカ。

 こちらを見て渓流をバシャバシャと一目散に駆け出した。

 これから釣り上がろうとする渓流をだ。

 がっかりだが、時計をみるといい時刻になっていた。

 これを潮に納竿。

 さびしいところ、クマは気になるが、ぜひまた出直したい。

 本日 水温  21~22℃
    アマゴ 5匹(9~19cm)
    ヤマメ 1匹(21cm)
    イワナ 4匹(15~23cm)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼を求めた上流でイワナの恵み

2021年08月04日 | トラウト
 暑い!

 車を降りて気温を確かめると34℃。

 手早く入渓準備を整え、予定した地点に急ぐ。

 すでに汗だくだが、ここは涼しい。

     

 両袖を水に浸し、生き返る想い。

 改めて温度計を見ると29℃で、5度も低い。

 息苦しいほどの暑さはどこかに消えてしまった。

 さて、釣り開始。

 さほど活発とは言えないが、そこそこ。

 ここぞというところでは体高のあるアマゴ。

     

 ここからさらに上流に分け入ると、突然いい手応え。

 上がってきたのはいいイワナ。

     

 久々の良型、24cm。

 ひそんでいたのは白泡の下で少しエグれたところ。

     

 さらに釣り上がる。

 この上流部では数少ない深みに出くわす。

 白泡の下、何かいそう。

 ミノーを投げたが反応なし。

「いそう、と思ったらしつこく攻めよ」
との釣友の言葉を思い起こし、かれこれ10投ばかり。

 そうしてついに出た。  

     

 これも24cmのたくましいイワナ。

 そういえば、先ほどもこの下流でいいイワナを水面でバラしてしまった。

 この一帯は元々さほどイワナが濃いわけでもないのだが・・・。

 今日は恵みのイワナ日のようだ。

 ヒグラシのなき声が一段と大きくなってきたところで納竿。

 本日 水温 21℃
    イワナ 4匹(14~24cm)
    アマゴ 8匹(15~21cm) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安曇川水系 アマゴは活気なく

2021年07月31日 | トラウト
 久々の安曇川水系。

 入渓してみると前回の面影はない。

 水が減り、流れはおだやかになりすぎ。

     

 それでも釣りを始めるとほどなく最初の1匹。

     

 その後もアマゴたち、ルアーを投げるたびに顔は出す。

 けれどもゆらゆらと付いてきては反転していくというパターン。

 というわけで、なかなか釣れない。

 が、時々足元を成魚らしき影がギュン、ギュンと走る。

 そうして岩陰にサッと身を隠してしまう。

 間違いなく彼らはいる。

 消えたわけではないのだ。

 忘れた頃に着水したミノーに反射食い。

 少し重い!と思ったら今日一番のアマゴ。

     

 19cmと長いが、体高がなく、色は黒っぽい。

 そんなこんなで、かろうじて5匹。

 まとまった雨でもないかぎり、ここでの復活はむずかしそうだ。

     

 本日 水温 22℃
    アマゴ 5匹(14~19cm)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笙の川 23℃でも立て直し

2021年07月28日 | トラウト
 前回はカンカン照りの下、惨敗だった。

 もっとも、あの日の夜、
釣友 ツバキさんからは同じ笙の川で10匹ほどとメール。

 今日は立て直すべく少し下流の広い水域へ。

     

 水温を測ると昼前に早くも23℃。

 さて、入渓して攻勢をかける。

 写真の浅い瀬で早速アマゴ。

     

 これで「釣果なし」の悪夢だけは免れたとひと安心。

 釣り上がるに従い、ほぼ満遍なく釣れる。

 ここはヤマメともアマゴとも決めかねるような魚体が多い。

 アマゴたちが待ち構えているのはやはり瀬。

         

 2時間ほど歩いたところで「疎」の水域に入った。

 釣れない。

 ここはいつもこうなのだ。

 後半にかける!と体にムチを入れる。

 しかし、今日はカンカン照りではないものの、むし暑い。

 汗だくになり、次第に足がもつれてきた。

 脱渓地点のことが頭をよぎる。

 ルアーの投げ込みもだんだん雑に・・・。

 ようやく上の道路に出られる地点に到達。

 ここで納竿。

 やっぱり真夏はきびしい。

     

 本日 水温 23℃
    アマゴ、ヤマメ 15匹(13~19cm)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映像で見るイワナの越冬

2021年07月25日 | トラウト
 BS3「ワイルドライフ」で「御嶽山 渓流の王者 イワナが躍動する」をみたが、
とても興味深いものだった。

 ガイドさんについて取材陣が御嶽山のイワナを探訪。

 おもしろいのは夏に元気に摂餌していたイワナが真冬はどうしているかだ。

 取材陣は真冬にも同じ渓流を改めて探訪。

 現地では渓流表面に氷が張っている。

     
       ( 「ワイルドライフ」から )

 水温は1.5℃だという。

 水中カメラを入れると、イワナたちが何匹かじっとしている。

     
        ( 同 上 ) 

 解説によると、
イワナは変温動物で冬には体温を下げ、じっとしているそうだ。

 こうしてイワナは動き回らず、
無駄なエネルギーを消費せず、エサのない冬を乗り切るのだと。

 ぼくはイワナは低水温に強いことから、
冬でも少ないエサを探し求めて泳いでいるのかと思い込んでいたが、違うようだ。

 となれば、アマゴやヤマメたちもまた似たような形で越冬しているのでは?
という気がしてくる。

 この一連の記録と映像、とても説得力がある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笙の川 大暑の敗北

2021年07月22日 | トラウト
 今日も強烈に暑い。

 クモの巣も最高潮。

          

 入渓し、釣りを始める前に水温を測る。

 なんと、もう22℃!

 悪い予感、これは厳しそうだ。

 さて、釣り開始。

 ここは今季二度目の場所だが、前とはまったく違う。

 とにかくルアーを追う姿が見られない。

 次第にダラダラとした釣り歩きとなり、緊張感も失せる。

    

 こんな状態では万が一釣れたときバラしてしまうゾ、と自らに言い聞かせ。

 で、そのときがやってきた。

 手元に手応え!

 が、ぼくには「ンッ?」。
 「そうや、かかったんや」と我にかえり、急いで巻き上げ。

 しかしアマゴは目の前で体をブルッと震わせてポチャッ。

 残念、20cm近くの成魚だったが・・・。

 そのあと、しばらくして小さいのがようやく。

     

 あきらめかけていたが貴重な1匹だ。

 それにしても暑い。

 沢で顔を洗い、水を飲み、頭に水をかぶる。

 両袖を水にひたして冷やす。

 ところで、アマゴたちはどこかで涼んでいるのだろうか。

 水量は決して減ってはいないのだが。

     
 
 このあとも数回ルアーにかかったが、いずれもバラシ。

 今日は敗北。

 釣り始めて3時間ちょうど。

 暑い!もうこのあたりが体力の限界と納竿。

 改めて水温を測りなおすと23℃!

 それにしても東京五輪、賛否はともかく、屋外競技は暑いやろな・・・と思わず同情。
 
 本日 水温 22~23℃
    アマゴ 1匹(12cm)
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明けて下り坂の予感

2021年07月19日 | トラウト
 近畿も梅雨明け。

 寒冷前線のいすわりとかで曇りがちだったが、今日は青い空に白い雲。

 入渓したものの、日差しは強烈。

     

 うっかり日なたで釣り糸の結び変えなどをやっていると大変。

 熱気に気づき、思わず木陰を探さなければ・・・とあわててしまう。

 さて、釣りの方はというと、明らかに活性は落ちている。

 「もっといたはずなのに」と思いながら釣り上がる。

     

 水量は今のところはまだ大丈夫。

 しかしこの先、カンカン照りが続きそう。

 減水は急速に進むだろう。

 そう思えば渓流釣りの頂点は過ぎたのかもしれない、などと心細くなってくる。

 忘れた頃にアマゴが顔を出す。

     

 脱渓し、次の場所へ。

 途中の草むらで桃色の小さな花。

 よく見るとネジバナの小さな群落。

     

 これを写真に収める(ピンボケになってしまったが)。

 今が盛りか、とても可憐な花だ。 

 さて、次に入った場所はほとんど反応なし。

 下り坂に入ったか?

 強烈な暑さに今日は早めの納竿。

 本日 水温 20℃
    アマゴ 7匹(12~22cm)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

増水の笙の川水系でアマゴを釣る

2021年07月13日 | トラウト
 先日の賀茂川水系はほどよい増水だった。

 笙の川水系も同じ程度かと思って訪ねてみた。

 ところが賀茂川水系の比ではなく、かなりの増水。

 「これはアカン」と上流へ。

 が、上流もなかなかの勢い。

     

 それでもやるしかない!と入渓。

 確かに苦しい。

 思わず「どこへルアーを投げよというのか」と泣き言が出そう。

 そうしているうちに少し平坦な水面下で最初の手応え。

 イワナだ。

     

 この後もイワナが続く。

 「今日はイワナ・デーか」と大物を期待。

 しかしこの後はイワナもプッツリ釣れなくなり、代わってアマゴ。

     

 写真の大きな岩。

     

 岩で二つに分かれた泡の流れ。

 その真ん中にたるみ。

 ここでもアマゴ。

     

 いやはや教科書どおりの釣りになった。

 もっとも水かさがさらに高ければ苦しいところだった。

 さて、梅雨明けも近そうだ。

 今年の夏の釣りはどうなるのだろう。

 本日 水温 18℃
    イワナ  3匹(18~23cm)
    アマゴ 10匹(11~19cm) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする