よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

温床。

2020年03月06日 | 農家の風景。

ここ2日、ありえないほどの暴風。

粉砕機を竹林に置きっぱなしにしているので、大丈夫かと思いつつ副隊長サムを連れて。

周りの倒伏材や枯れ材を片付けたおかげで、しっかりシートも外れず無事でした。

天気も良かったのでサムを遊ばせながら一時間かけてゆっくりとメンテナンス。





そのあとサムと竹林散歩。

陽が当たらなかった栗の巨木が喜んでいるように太陽に映える。 おかげさまだ。

実は間伐の他、竹やぶ会議で枯れ材を運んでもらってイノシシ防護柵も作ってもらった。

これで北面、300mくらいは柵ができた。

またイノシシの動きが活発になってきたので心配。


ついでに粉砕したチップを持ち帰り、午後は種まきするための温床づくり。

竹チップ、籾殻、米ぬか、畑の土、稲わら、少し牡蠣殻を混ぜ、

水をかけながら2時間かき混ぜ続けて腰に効いた。




うまく温度が上がってくれるといいのだが。



コロナの影響でキャンセルが続く中、昨日は久しぶりにお弁当。

私はサブの役目だけれど、やはり楽しい仕事です。



竹やぶ会議終了。

2020年03月02日 | 農家ブランド

宮城でも感染者が出てますます静かになる世の中です。

季節的に学校などの会合でのご注文も多いお弁当、

集まる機会を避けようとどんどんキャンセルが出てしまっています。

事業としては痛いところですが、充電期間だと割り切って1日も早く落ち着く事を願うばかり。

今日は天気も悪いし寒いしで、チェンソーメンテナンスしたりしつつ、竹いじり。








暇な時最近竹細工の材料になる【へげ】取りの練習。

厚さ1ミリ以下にする最後の工程が驚くほどに難しいが面白い。

鉈ではなく、右手は竹による切り傷だらけです。


まだまだですが、孟宗竹、唐竹、篠竹、黒竹と、そのん時目についた竹でひたすら練習。

なんとなくコツみたいなものが見えてきました。





そんな中週末は竹やぶ会議、間伐篇。

寄ってくれた見学の方も入れると入れ替わりながらものべ20人くらい。

思った以上の盛況に終了しました。

人の手数の力は凄い。捗りました。助かった!

2〜300本は切りました。






プロカメラマンのデカい写真が来たらもっとわかりやすいのですが、

平地奥にある太い栗の木も、密集した竹に覆われ、日当たりも悪くなり水も吸えず枯れかけ。

今回はこれを救おう!をテーマに。

上の写真はお昼過ぎ。

凄い本数があるのでやはり目標としてはハードル高過ぎたかと諦めかけましたが

ラスト1時間ちょい、スパートで見事達。


初めて大人数での仕事。

数頼みでオペレーション不足なところもあったのが反省ですが、

倒し方講座からしっかりやればまだまだ効率よくやれそうなので、次回はもっと倒したい。


夜は鳴子、みやま山荘湯治館貸し切り。






疲れた身体を癒し、タケノコたっぷり焼売とイノシシ鍋でいっぱいやりながら竹やぶ会議。

異業種な面々に、三陸と丸森の竹仲間も来てくれたので、

あれやこれやと話が沸いて気づけば3時。。

久しぶりにキツイ翌日でした。

広域でも共有出来るノウハウ交換して、

宮城のタケノコ、竹を盛り上げたい。

みなさんのおかげで良い会になりました。


明日は亡きよっちゃんの命日。

朝イチで墓参りに行きます。