今年も晴天の下、無事に水稲の種まきの日を迎えた。
今年も甥っ子タッツが大活躍!
今朝になって弟も駆けつけ、我が家だけでも、
私、親父、カミさん、やっさん、たっつ、弟
の6名。
隣家のシゲルさんちも5人。
併せて10人を超えるにぎやかな行事になる。
朝には、出荷用の商品作りと合わせ、
たっつも、一生懸命自分の昼飯「ニギリめし」を担当。
中学校は給食ではなく、お弁当らしく、
カミさんや、やっさんの指導を受けながらがんばっていた。
少しはお母さんの苦労も分かった!?貴重な時間。
近年の機械は優秀なので、人が少なくてもこなせる。
逆に言えば人が多すぎる場合は手にあまり、ひま~な時間が増えて…困る。
けれども、上手にワークシェアリングしながら作業は進み、
ウチのは2時間、シゲルさんちの4時間ほどかかり無事に終了。
一年で10センチ以上背が伸び、剣道でたくましくなったタッツは
機械への土補充と、苗箱の運搬という重要な作業を担当。
シゲルさんちの奥さんの話しが良かった。
ちょうどタッツの歳の頃、何を食べて育ったか。
今では主食の地位を追われそうな「お米」
昔は食べたくとも「お米」は「売ってお金に換えるもの」で、
子だくさんだった昔はなおさら、農家にとっては大事な作物だった。
だからこそ、今もそうだけれど、一生懸命作っていた。
毎日の主食といえば、小麦粉と油はそれなりにあったから、
それをクレープのように薄~く焼いたようなのが毎日、
それに時折、大根の葉っぱを混ぜたりしてオヤキ風に工夫したりして
食べていたそうだ。
それが毎日。
卵も貴重で、誕生日に食べれるかどうかというレベル。
そこから比べると、今毎日おかずは変わり、嫌いなら残す、捨てる。
誕生日にケーキは当たり前。
なんて、昔の人は如何に大変だったかを面白ろおかしく話してくれた。
「今の人たちはホ~~ントに恵まれでるよ~」
わかったか?タッツ。
…いや…俺も・・反省