道の駅の取締役、社員、直売所の仲間と津波震災地へ。
何か出来る事は?
やれるとすれば、どんな形で?
を探そうと。
悪い意味ではなく、これはメディアを通して見るのと、生で空気を感じるのとでは雲泥の差がある、と強く思った。
現場に着いて、一同絶句。。
同じ宮城県の地、人が。
同じ東北の地、人が。
同じ日本の地、人が。
こんな状況に陥ってしまっている現実。
芸能人の炊き出し、チャリティー、類するイベント、決して悪い事とは思わない。
でも、出来るなら、現実を、出来るだけ直視して、その上で揺り動かされる行動であってほしい。
きれいごとで片付けられるものではない。
突然人が消え、街がなくなる。
現地に着いた途端、一同言葉を失ってしまった。
私も、なんと甘い事思ってたかと。。。
とんとん肩叩いて「がんばっぺ、復興だ!」なんて、とてもじゃないが言えるものではない風景。
帰りしなも、ず~っと何が出来る?を皆で考える。
出来る事は少ないかもしれない。
けれどず~っと考える。
必ず答を出そう。
石巻で話しを伺った人の言葉、
車中で、誰ともなく、何度も繰り返された。
「な~んぼ大っきい地震でも必ず何かは残ってるんだ。
んでも、津波はさっぱど…奇麗さっぱりさらってってしまったわ…」