よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

6人!・・・

2007年02月23日 | Weblog
連日山へ木を倒す毎日。
雑木林や杉林に侵食しつつある竹も片付けながらなので、
中々思うように進まない。
紙面では花見が3月に!なんて記事も出たり、知り合いの
椎茸農家には「早く切らないと水があがっちゃうぞ」との
言葉も頭をよぎり、少々焦り気味。

今年は何とかログハウス作りに向けて杉材も倒そうと思って
るのだけれど、間に合うか・・・



さて表題の「6人!」
これまで年々トウガラシの苗数を増やして来たんだけれど、
基本的に「ミニ農家」なのでそろそろ限界。
米政策がトンでもないもので、減反の押しつけばっかり、
だから田んぼを畑に転換する事も今後は頭に入れていかな
いとならないけれど、とりあえず今、これ以上自分んちだけ
で作ろうと思っても相当にキツい事になる。

で、今年。
恵まれた事に、ふと周りを見ると私なんかより「農」を生業
に頑張って来たおかあちゃん方が沢山いるじゃないか!って
事に気付き、アチコチの直売所に張り紙し、栽培してくれる
人を募集してみた。。。
すると、あっという間に今日現在6人から手があがった。

ウチにとっても、自分の畑から100%自給するよりも仕事的に
も余裕ができるし、色々な農家とより深く交流出来る事は
まだまだ未熟な自分にとってもメリット。
畑が余れば、色々と次の実験用のトウガラシを作ってみたりも
出来るし。

作ってくれる人にしても、加工用なので、市場出荷より手間
がかからずにお金になる事は大きいと思う。

今も暖冬といわれ変な天気だけれど、昨年のトウガラシも
がっかりしてしまうほどの不作で、明日からの生活が頭を
よぎるようなリスクは冒したくもない。その点でも「畑」
が広げられるのはこの上ない喜びだ。
「品切れ」はお客さんはもちろん、作り手の懐にも直結
しちゃうもんで・・・

どこまでやれるかは分からないけれど、米政策を中心に農家
がゲンナリするような雰囲気を、少しでもよっちゃん農場が
活性剤になればいいと思う。
今年のチャレンジは、大きな流れを作る為の小さな一歩。