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よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

たけのこは、鮮度が命。

2021年04月12日 | 農家ブランド


本日のお弁当。

ハイグレードなご注文だったので豪華版。

他では出来ない「掘りたて皮付きそのまま姿茹で」を入れました。

うちでは掘ったらすぐ茹でるので米ぬかも唐辛子もいれません。

40分茹でたら何にでもすぐ使えます。

それを伝えたくって、そのまま茹で姿で入れました。


朝堀りを当日に仙台陳列を始める時、九州や関西のブランドたけのこ、

宮城にいつ着くのか聞いたら「収穫して3日後」。

もちろんそれ以外の要素もあるとはいえ「それなら勝負出来る」とはじめました。

それくらい、たけのこは鮮度が命。掘ったそばから旨味が落ち、アクが強くなります。

どうしても手のひらサイズの小さいのが欲しがられます。

先日料理人の方々がお手伝いに来てくださった時「なんで小さいのを?」と尋ねたら、

「小さいのが柔らかい」

という答えでした。

もちろん料理としての見栄えもあるとは思いますが意外な返答でした。



まだまだ生産者として伝えねばならないことがいっぱいだなぁ〜と痛感。

圃場の状態、時間、形・・・

うまいものを届けたいです。


3,4年前に仕込んでおいた「山椒しょうゆ」に鶏肉を漬け込み藁焼き。

これがなかなか大人の味で美味しかった。






今日は午後川村くん来訪。

農泊事業を立ち上げたいと勉強中。

せっかくなので掘りアルバイトに来てもらおうと考えます。

人生初という、見つけ方、掘り方を研修しました。

筋はいいです。

間伐終盤いっしょに頑張ってくれたので、そこから採れたのをお土産に。



カミさん初トラクター乗車。「こ、こわい・・・」



夕方だったのであまり光の加減はよくないけれど、竹林撮影を少し。






今年はいちばん切りまくったかもしれない間伐。1500本は切ってると思います。

昨年とは別世界。



よっちゃん農場・竹やぶ会議。

2021年03月19日 | 農家ブランド


昨日の定期市にて、友達がメルの写真をもとに猫だるまを作ってくれました。

お世話になってる吉川さんからはお花も頂戴してしまいました。

さっそくメルの墓前に。幸せな猫でした。






お弁当続きです。

タラの芽をシュウマイに。味というよりは春の到来のアイキャッチですかね。

宮城で押してる金華銀鮭、脂がノッておいしかった。

見様見真似で串打って備長炭で焼きました。

定番のふるさと地鶏の会の卵焼き、三浦くんの春せりを入れて。

さとうファームのフルーツトマト、真っ盛りの味です。



ずっと何かに使えるんじゃないか、いや、使いたいと、毎年ためて来た妄想竹の皮。

木製容器にかえて、そのままだとご飯がくっついてしまうのでと使ってみたら、

見た目もいいし、いい使いみち。

孟宗で厚いのであれもこれもとはいきませんが、とても気に入っています。

次はおかずカップをなんとかしていきます。



来週末27日(土)に竹やぶ会議やります。

今年は遅くなっちゃいました。


竹ブランコ、作り直します。

材料はほぼ切ってあるので、ロープ使って結ぶ、のがメインです。

風景を楽しめるブランコづくりしてみませんか?

昼は竹林でたけのこランチ。

昨年同様、鳴子温泉泊まりでワイワイやりたいところですが、万が一を考えて日帰りにします。

酒が入るとタガが外れるので・・・。



心配なのは雨ですが、降ったら竹細工をやろうと思います。

四つ目かご編みでも。

10時開始予定です。

今年の間伐で遊歩道も出来たので、気分転換に来れる方、どうぞ。






「食材王国みやぎ」推進優良活動 地産地消部門【大賞】を受賞しました!

2021年01月27日 | 農家ブランド

よっちゃん農場という屋号で自営業を始め、初めて賞をいただきました。


県の掲げる「食材王国みやぎ」推進で活動表彰があり、

地産地消部門で大賞を受賞いたしました。




個人事業、家族経営の農家でこんな賞をいただけるとは考えたこともなく、

昨秋に推薦いただいて応募したものの、紹介する機会をもらった、くらいにしか思ってませんでした。





ありがたいやら恥ずかしいやら表彰式へ臨んでまいりました。


激励に来てくれた河北新報・畠山さんに撮ってもらいました。

スーツは着たくなくて、うちらしいのをとカミさんの友人に羽織を作ってもらいご満悦。


会場では右も左もわからず20年前に「よっちゃん農場」を掲げて右往左往していた頃、

何かと助けてくださった当時の担当職員の方と再会できたり、これまでお世話になった方々、お世話になっている方々も激励くださりうれしい時間でした。

何より、推薦いただいてから資料全般の作成からなにからなにまでバックアップ頂いた

大崎普及センターの石川さんに感謝感謝です。




うちは農家としてはとっても小さく、

地元でも一見、何やって食ってるのかわからない見られ方もしています。

それでも始まりは自分なりに農業をベースになんとか専業でやれる道を模索しながら

今に至り、振り返れば6次化なんて呼ばれてますが、

生き残る術を駆使した結果がそうなだけです。



今でも決して平坦ではありませんが、

思い起こすと、お金には恵まれませんが

人のご縁に恵まれてるなーと、つくづく思います。

それに尽きます。


特に始めた頃は家庭の事情で膨大な負債もあったり、はじめて間もなく母よっちゃんが急逝してしまったり、

どうすっぺ・・・・という究極の場面でお客さん始めたくさんの人に支えられ助けられて来ました。


そんな中で、核であるよっちゃんなんばんを始めとする加工品を続けてこられ、

作りたかった、カミさん主体のお弁当事業も育ててこれ、

震災経験して、もっかい原点から手を入れたいと、

風景である山の竹林事業まで視野を拡げることができているのはとってもありがたい、感謝しかありません。


大きくするつもりも、社長になるつもりもないよっちゃん農場ですが、

「よっちゃん農場にできるならうちでもやれるんじゃない!?」

そんな刺激、選択肢、可能性を感じていただければなーと、

今回の受賞を機に思いました。

小さすぎて、そんなことぐらいしか貢献できないかも、と。


田舎、地域に生きて、お金のためのこともそうでないことにも手をつけています。

どれも大事だけれど、いちいち自分なりに悩み取捨選択して精一杯生きています。

事業家としては3流以下だと思ってますが、やっぱりそれが「自分の生きる道」。

それしかできないので自分なりにこれからもカミさんと笑いながら続けてい行きたいと思ってます。


お客さん、取引先、地域の仲間のみなさま、

今後ともどうぞよろしくお願い致します!









網代。

2021年01月22日 | 農家ブランド


今日の幼稚園給食にカミさんが作ったふりかけ。

産直仲間の遠藤水産のエビ。香りですでに美味しい。





竹細工2回目終了。

竹割り、ヒゴ取りグループと、とりあえずそこをなんとかクリアして編みに入るグループに別れつつあります。

目標設定として、ちょうど程よいサイズの「3合米とぎザル」に照準を合わせる。

これを美しく編むのが今年の目標。

一度夏に習った底組みから、網代編みに入っていくのだけれど、

遠い記憶でほぼ覚えておらず、新鮮にもう一度復習してもらう。

今回師匠は材料のヒゴの良し悪しはあまり口を挟まず、

「編んで感じろ!」

との手厚いメッセージ。

とりあえず先行する三人で突入です。





午後、粉砕機でお世話になってるEESシノへさんにチッパーナイフ取り付けに来てもらい、夕方ようやく一年ぶりに裏山山頂に粉砕機登場。

まだ雪が残る急斜面、平地移動想定の機械なので450キロはだいぶ恐恐な運搬で一時間かかりました。

交換した刃の切れ味良し。

明日は久々間伐会。一回目です。






明日は「勾当台公園」です。

2021年01月20日 | 農家ブランド

明日は朝市夕市ネットの定期市。

3月までは「市民広場」ではなく「勾当台公園」での開催になります。


よっちゃん商品、

竹之芯(胡麻醤油・味噌辣油)、

しおだけよ(煮て美味しい穂先スペシャル!)、

杵つき玄米もち、

みっちゃん惣菜(たけのこお蒸し、有精卵たまご焼き、遠藤水産すき昆布煮)

の予定です。

他、県内中心に農家結集致します。

どうぞお越しくださいませ!