西脇市旧來住家住宅では、『長濱晋介 陶芸展』が6月10日~6月22日の期間開催されています。
『長濱晋介 陶芸展』は、旧來住家住宅でこの時期に毎年開催されており、私も楽しみに毎回伺わせていただいています。ただ、10年前の最初の作品展では、日吉玲翁さんの流木アート、小西康博さんの草木染、長濱晋介さんの陶器の作品展として『流木アート・草木染・陶器の三人展』でした。その後、長濱晋介・日吉玲翁『土と木の二人展』になり、今は長濱さんの一人展になっています。
長濱晋介さんは、加古川市内の中学校で長らく教師として勤務され、退職後陶芸家として活躍されています。教師在職中は、私の妻と浜の宮中学校で同僚だったこともあり、私も懇意にしていただいています。
私が会場を伺うと長濱先生がおられ、加古川の先生方の近況や先生が現在取り組んでおられること等のお話を聞くことができ、旧交を温めることができました。
長濱先生は、今年で79歳になられるそうですが、大変お元気です。平成21年2月には、自宅横に陶ギャラリー『立和』を開かれ、陶芸の道を熱心に歩んでこられています。お酒が好きだったので、ぐい吞み陶器をはじめ、コーヒーカップや抹茶の器など様々な器や花瓶、大きなお皿にも取り組まれるようになられています。
作風も、備前焼を基本としながらも、藍染めの釉薬も取り入れられており、新しい陶器づくりに精を出されています。お話を聞きながら、感心することしきりでした。長濱先生には、健康には十分気を付けられ、これからも作品作りに精を出していただきたいと願っています。
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