竹内晴行さんと西山恒夫さんの『二人の写真作家展』が、1月23日~28日の期間、ドウジアム市民ギャラリーで開催されるという案内をいただき、初日の23日に見学してきました。
竹内さんは西脇市を代表する写真家で、日本写真講師協会の認定写真家として西脇市カルチャー写真講座講師や竹内写真塾を主宰されています。撮影マナーを重んじ『感動を一枚の写真に』『こころ優先』で撮影する方法を伝える活動を行われています。
今回、「光彩の裏磐梯」「古都・明日香村」「御待岬」等が出展されていました。裏磐梯は、竹内さんのライフワークとされる被写体だそうです。私は竹内さんの作品を見ていると、どの作品にも「流れ」を感じました。雲の流れ、光の流れ、霧の流れ等。レンズを通し、一瞬をとらえる技術の高さを、今回の作品展でも感じました。
西山さんは、私と同級生です。青年時代からカメラに向き合い、モノクロ写真にこだわって撮影していました。黒田庄町文化祭等で西山さんの作品をよく見せていただいてきました。「どんなに時代が変わり機材が進化しようともフィルム36枚撮り1本の緊張感を持ち続けたい。『たかが写真 されど写真 たかがモノクロ されどモノクロ』」という想いで、頑張っておられます。
西山さんの今回の作品は、「『光と影』の世界に誘う」をテーマにされています。私が特に印象に残ったのは、楽器のサクソフォーン(?)と楽譜を撮った作品です。光と影の対比を見事にとらえていると感じたからでした。
「竹内晴行・西山恒夫『二人の写真作家展』は、大変見応えがある写真展で、多くの皆さんに観ていただきたいと感じました。